ブロックチェーンとエネルギーが実現する新たなインフラとは？
エネルギー関連のブロックチェーンの取り組みはフェーズも変わり始めています。
この辺りは定期的に追っていきたい分野です。
オーストリアのAustrian Power Gridは非営利組織のEnergy Web Foundationと協力して分散型台帳技術を活用した実証実験をエネルギーマネジメントで行うと発表しています。
分散型電源の仕組みを実際に実現できるかを検証する予定で、現在モジュールを開発中の段階ですが、Energy Web Foundationが開発するオープンソースのDecentralized Operating System (EW-DOS)を活用し資格や登録手続き、取引や決済を管理する上で活用します。
クリーンテックと呼ばれる分野は現在開発が進んでいる分野で、アメリカやカナダを中心に徐々に広がりつつあります。
4〜5年で25の企業投資を計画しており、Clean Energy Venturesなどは排出ガスの削減問題などに取り組む企業にお金を回したり、長期の目線で見て環境問題に取り組む企業への投資を進めていきます。
ドバイ政府とシーメンスは共同でブロックチェーンの教育プログラムを進めていきます。
共同で設立した会社では分散型台帳技術の利点や活用方法のレクチャー、セミナーを開催する予定です。
2018年4月にスタートしたEmirates Blockchain Strategyでは約3000億円の政府の支出を削減するために2021年までに取り組まれる内容で、これがドバイで始めてスタートした取り組みです。
ロシアの政府が所有する原子力発電を行うUDOMLYAはビットコインマイニングハブとしての側面をスタートします。
余剰電力の販売などを場所借りと合わせて行い、データセンターなどを展開したい企業にも提供していく予定です。
RosenergoatomやECOS-Mとパートナー連携し、マイナー向けのホテル運営なども行なっていく予定です。
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