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なぜマーケターの私がTableau製品にハマったのか

こんにちは🌸
Tableau好きのマーケターももです。

文章を書くのは得意ではありませんが、マーケターとして、1人のTableauファンとして、魅力を語ってみたいと思い初めてnoteを執筆することにしました。
Tableau好きの方、これから使ってみたいなと思う方、データ活用に迷うマーケターの方に見ていただけたら嬉しいです☺️

結論、Tableauは短時間でデータドリブンな意思決定を実現してくれるから

TableauイベントやTwitterで私知ってくれている方もいらっしゃるかと思いますが、私は日頃からとてもTableau製品を愛用しています。昔からExcelやGoogleスプレッドシート等使って分析を行なってきましたが、なかでもTableau製品の活用を積極的に行っています。
何故かというと、他ツールよりも比較的自由にデータを操作でき、状況に合わせて細かい粒度、角度で可視化をできるため、短時間でのデータドリブンな意思決定を実現できるからです。

どのお仕事でも当てはまるかと思いますが、マーケティングはなかでも「統一性のない外部データ」を取り扱ったり、顧客化していない膨大な種類の顧客セグメントごとに施策単位の分析を行う事も多く、様々な視点かつ短時間で分析を必要とするケースも少なくありません。(プレイヤーの方は特に必要となる場合が多いのではないかと思います。)

このように、様々な視点で短時間の分析を必要とするものの、都度分析のための準備に手間がかかり、結果データの整合性を行わず信頼性の無いデータで評価、もしくは感覚的な評価や分析で意思決定をせざる得ない事も多々発生します。

私はTableauに出会い魅力に気づくまで、この点を課題視しており「集計する時間を減らして考察時間やネクストアクションを導き出すスピード上げられないかなあ...」と悩んでいました。

分析環境の構築時間が短縮された

Excelはそこそこ使い慣れていたので関数を書くことにとても時間がかかるわけではないものの、Excelでは計算に時間がかかったり最悪Excelごと落ちるケースに何度か「うがああああああ!!やってられん!」と爆発していました笑
そんな時、Tableau Desktopを使ってからExcelで行っていた計算がすぐ表示されるようになり、単なるクロス集計表にとてつもなく感動したのを今でも覚えています。

さらに、当時とても重いExcelのピボットテーブルで分析していたため、ディメンションを追加したり、階層を細かくするよう開いたりするのも大変でした。同様のデータをTableau Desktopで開いてみると比較的サクサクとディメンションを追加したり除いたりできるため非常に作業が進むようになりました。

■Tableau Desktopのサンプルデータ(スーパーストア)での操作

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このように環境構築の時間短縮によって整合性の確認時間もしっかりとれるようになりました。よって、比較的質の高い分析内容で自信を持って考察ができ、ネクストアクションを短時間で意思決定できるようになっていきました。

この経験はビジネスマンとして、マーケターとして、私自身の強みに変わっていったように感じています。

Tableau Prepでデータクリーニングや結合がスムーズになった

マーケティングという仕事上、外部の市場調査データや施策レポートデータを取り扱うことが多く、不揃いなフィールドや文字列・値を揃えデータ結合することも多々あります。これらのデータが不揃いであれば不揃いであるほど分析するのは非常に難しく、作業量や処理量は膨大になっていきます。さらに整合性を確認するには元データを詳細に確認する必要があり、これをExcelやGoogleスプレッドシートで行うのには限界がありました。

そんな時、Tableau Prepというデータ加工ツールが非常に役立ち、Excelで扱える量であれば比較的サクサク動き、途中処理をミスしても可逆的に修正できる点は感動的でした。Tableau Prepに出会ってからデータ加工のスピードは格段に上り、分析やその他の業務へ時間をあてられるようになったのは非常に大きかったです。

MTG中にデータドリブンなディスカッションを実現できるようになった

MTGの目的や状況によってその場で新たな考察を必要とする場合があります。Tableauを扱えるようになる前までは「いったん後ほど確認して共有します!」なんてことが多かったのですが、Tableauを扱えるようになってからはMTG中に確認したいデータをすぐ用意でき、MTG参加者とデータを操作・確認しながら考察を行い、意思決定を済ませられることも増えました。これはとてもMTGによって有意義に感じられることも多く、PDCAのスピードアップに大きく貢献します。

情報の伝達能力を補ってくれる

Tableauは世界で多くの評価をうけているとおり、高い可視化能力が非常に魅力的だと感じています。脳科学の視点でUI設計されており、人が視覚によって無意識に読み取りやすい伝達方法で表現できるよう補佐してくれます。

■Tableauのサンプルデータ(スーパーストア)の収益ダッシュボード例

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「サマリーの数値は?」、「じゃあ中でもどの地域が収益貢献しているんだ?」と思ったとき、感覚的に触れながらデータを探索し読み取れる仕組みは可視化表現の大きな役割の1つだと考えています。もちろん単純な集計表も素晴らしいコンテンツですが、人は全ての情報を思ったような順序で読み取ってはくれません。できるだけ見る人の負担がかからず必要な時に必要なだけデータを深掘れる可視化設計をすることが重要なのです。

データ探索がスムーズになり思考能力を高めてくれる

どの組織でもデータ活用が重要視されているものの「データを読むのに疲れて考えるのを諦める状態」に陥る方が多くいるように感じています。私もその1人であり「さらにこんな視点で見てみたら新しい戦略を立てられるかもしれない!もっと見たい!」といった意欲になる状態をいつか目指したいなと考えていました。そんなときTableauに出会い、様々な視点・粒度でデータを扱えるようになった頃、この目指すべき状態に少しずつ近づいているのを実感しています。私にとってデータ探索自体のストレスを軽減することは、思考する余地を与え成長させてくれるものの1つなのです。振り返ってみると、この点が一番自分にとってTableauに出会えてよかったと感じるかもしれません。

Tableauはあくまでも手段だけど、私にとって大切なパートナーである

短時間でデータ活用を実現してくれるTableauはあくまでも手段であり、状況や内容によって別製品が最適と思うこともあります。(ExcelやGoogleスプレッドシートを比較対象に書いてますが、それらは非常に素晴らしい製品であり今も利用しています!)ただ私にとってTableauが1番ベストな手段であることが多く、かけがえのないパートナーです。
これからもTableauと共に、市場を育て、1人でも多くの人を幸せにできるマーケターでありたいなと思います

さいごに、私含めTableauを愛する4人で運営するTableau Prepユーザー会のイベントを紹介させてください。8月19日(木)にYoutubeで初心者の方や熟練者の方向けにイベントを開催します!もし気になった方がいたら覗いてみてください(^^)

第3回 Tableau Prepユーザー会 ~この夏新しいスキルを身に着けよう~
2021年8月19日(木) 20時〜
https://techplay.jp/event/823572

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ありがとうございました!

マーケターもも🌸
https://twitter.com/marketer_momo

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