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読書苦手マンが経営戦略の本を読む【経営戦略】

本を読むのがほんとに苦手ですw

幼少期から文字だけの本を読む機会が少なく、図鑑ばっか見てる子でした。
始めて完読した本は「ルドルフとイッパイアッテナ」です。続編の「ルドルフともだちひとりだち」も好きでした。思い出すと泣く。

そのまま学生のころは病気したことも相まって、ロクに勉強できずおちこぼれ、地力だけで勉強せずとも行ける「芸術大学」に進学し、グラフィックデザインを学び、ビジュアルでのインプットは大量に行えど、活字を読む機会は減っていきます。

ちなみにマンガは月間で連載モノ100本以上読んでます。最近は「空挺ドラゴンズ」がお気に入りです。今度+ULTRA枠でアニメ化しますね。


そんな読書苦手マンが、今回の「Tribal Professional Academy(TPA)」の課題図書である、この2冊を読みました。

※TPAの説明

ちなみにTPAの本の購入は全部自腹です。読むの下手くそなので今回は電子と紙と両方買いました。覚悟完了。
いいんです、ライブでブレード2本折ったと思えば。

TPAのカリキュラムは、企業経営理論、組織論、財務理論、マーケティング理論、周辺理論と、かなり本格的な構成となっており、最初は「企業経営理論の全体像」の把握と「 経営戦略論の変遷 」を学ぶため、この2冊が課題図書となってます。

僕はどちらかというと右脳型なので、普段なんとなくで仕事してます多分。なんとなくクリスタル。
なので情報を構造的に整理できてなかったり、言葉は知っているけど意味がよくわからないまま放置してたりすることが多いので、今回はいい機会です。

●様々な場面で使える「プロダクトポートフォリオマネジメント」

特に使いやすいと思ったフレームワークが「プロダクトポートフォリオマネジメント」で、

代理店のお仕事って、基本ブランド単位だったり商材単位だったりするんですが、自分の担当するプロダクトがどういう状況にあるのかを客観的に把握することで、「言われてることがそもそも無茶かどうか」という判断が付き、カウンタートークができる(ハズ)ですよね。
もちろん精密に分析するためには情報が足りない場合もあると思うんですが、調べれば情報が手に入るインターネッツを活用すれば、そこそこの仮説は立てられるかなと。

お客様からの与件の段階で「こんな目標無理じゃん」「こんな予算でできるの?」みたいなことってよくあるじゃないですか(魂の声)
まぁ無茶振りをなんとかするのがお仕事なのですが。ガイコツテンイーンホンダサン

成果指標は売上(キャッシュ)で考えられることも多いので、プロダクトライフサイクルとも合わせて、まずはシンプルに状況判断するのにとても役立つなぁと思います。

●凝り固まったまま持続させるより、柔軟に変化することが有利な世界へ

仕事する上で、顧客の「経営」まで踏み込んで話をする機会って経営コンサルタントの仕事でもしない限り、そうそう無いですよね。

幸い現在やってるプロジェクトで使うシーンも多く、本を読むことでどんどん知識が経験とかけあわさって五臓六腑にしみわたるんですが、もっと若い頃に読んでた方が機会損失しなかったかも・・・?とか思っちゃいますね。

いやほんとおっしゃるとおりです。

経営とは生き物のようであり、常に変化しているということ、でもその変化がどういう変化なのかをしっかり把握し、方向性を見極めることが重要で、様々な理論やフレームワークは、それに傾倒することなく、あくまでも「状況把握」し「仮説」や「予測」するために、柔軟に活用することが大切なんですよね。

今の時代はサイクルの回転も早く、思わぬところから競合が出まくる世界なので、柔軟に変化できる方が生き残れる可能性が高いと思います。

そしてこれは企業だけでなく、個人でもそう。
リーダーよりニッチャー、強者生存より適者生存を目指し、より柔軟になるために、読書苦手とか言い訳せずに、広い知識を得ていくため、もっといっぱい勉強しようと思ったゴールデンウィーク前でした。
目指せ究極生命体。

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