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私の仕事【今昔】

本日のnoteは『私の仕事【今昔】』というちょっと踏み込んだ内容になります。私の仕事への向き合い方は、以前と現在とでは微妙に変化してきているので、【今昔】としてみます。

挑戦の要素のない仕事はつまらない

人は慣れない環境に放り込まれると、最初は緊張感もあるし、慣れていないので簡単なことをやるにも時間がかかります。

が、そこで踏ん張っていると日々少しずつ進化していきます。どんなに困難でパニックになりそうな任務でも、踏ん張って数カ月洗礼を浴び続ければ、徐々に慣れてきて最終的には余裕を持って対応出来るようになってきます。これは、仕事上の成功体験になります。仕事の醍醐味でもあります。

現在の自分の力ではちょっと厳しいくらいの挑戦の要素がないと、取り組んでいても張り合いがありません。斜め上にある仕事に対して小さな挑戦を繰り返しながら、力をつけてきた、という自負があります。

求められることをきっちりやる……

もしも、会社や上司に要求される仕事のレベルがいつまでも同じであれば、時間とともに、自分の持てる能力を全開にしなくても、支障なく仕事が回っていくようになります。いわゆるマンネリ状態です。マンネリは私が最も幸福感を感じられない状態です。会社での今の私の境遇はそんな感じです。

慣れた仕事をやるのは、体力的にも精神的にも楽です。そういう安定した状況が続くと、不慣れで真剣に取り組んでいた頃の不安感は消えますが、『成長したい』という意欲は薄れていきます。

私はそういう状態に甘んじるのが嫌なタイプです。『もう無理、駄目だ‥』という極限的な状況から、必死に踏ん張ることをして、もう一段上の段階に上がって、新しい景色を見ることを追い求めたいのです。

以前は、そういうマンネリ状況が長く続くことはなく、新しい挑戦の場が用意されていました。ところが、現在はそのような兆候が全く感じられず、もはや会社に期待することはできないという焦りと諦めの気持ちに支配されています。精神状態がよくありません。

望まれているレベルより少し上を

私は、仕事とは相手が求める答えを、的確にこなした上で、かつその要求レベルよりも少し上を示すことだと考えています。自分流のこだわりは本来不要で、対峙するお客様 ~場合によっては上司や同僚~ を満足させることが最低条件です。ただそれだけを続けていても、「確実に許容範囲の成果を出せる人」「便利で重宝する人」の域を脱け出せません。

他人よりも抜きん出て、一目置かれる為には、ここぞという仕事では、相手の期待をいい意味で裏切り、「要求レベルよりも少し上」を返していくことが大切だと思います。それを高次元でコンスタントに徹底出来るのが仕事ができる人であり、それを追求し続けた先には評価が高まり、社会的な成功も待っているのだろうと信じて取り組んできました。

現状からの叫び

私は、会社から要求されるレベルよりも上の結果を出してきたという自負はあります。しかしながら、どうやら会社側は私にそんな期待なんてしていないようです。私の独り相撲、勘違いだったようです。「今の君にそんなのは期待してないから……」という無言のメッセージを感じています。

どんなに工夫して卓越した成果物を出そうと努力しても、受け取る側にその気がなければ徒労です。自己満足で仕事をするのはよくありません。プロならば、求められることをやる、のが大前提で正しい態度です。

自分の不調の原因を自分の置かれている環境のせいにするのは愚の骨頂であり、大変格好悪い話です。しかしながら、今は本当に物足りないと感じる日々を送っており、新しい挑戦に飢えています。自分で環境をコントロールできないのであれば、別の道へ踏み出すことを真剣に考えます。

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