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『人生後半の戦略書』を再読する

横浜の自宅に帰ってきて夕飯(私の希望でたら鍋)を食べ、ビールとワインを飲んで気持ちよく布団に寝転びながら、この記事を書いています。本日の記事は、アーサー・C・ブルックス 訳=木村千里『人生後半の戦略書』(SB Creative2023)を再読した読書感想文です。


人生後半戦のバイブルの一つ

この書は今年2月の発売当時にかなり話題となり、私も存在を知ってから速攻でamazonに注文し、興奮しながら読了しました。僭越ながら、私が人生後半に臨むにあたり考えていた幾つかの秘訣と同じ趣旨の内容が書かれていて、何度も膝を打ちました。読書感想文も一度書き残しています。(今まで全く忘れていましたが......)

今回、いつものように息子と電車旅をしている途中に、「はじめに」「第1章 キャリアの下降と向き合う」「第2章 第2の曲線を知る」までを再読し、改めて自分の決断は間違っていなかった! と胸を撫で下ろしました。本書は、人生後半戦のバイブルとして位置付け、2回、3回、4回と読み返すべき書だと再確認しました。

流動性知能と蓄積性知能

第2章は、衰えていく流動性知能と鍛えられ続ける蓄積性知能の話で、ヨハン・セバスチャン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685/3/31- 1750/7/28)のエピソードが秀逸です。半年前に読んだばかりなのに、内容はすっかり覚えていませんでした。改めて、新鮮な気持ちで楽しめた章でした。

この後も興味深い章が続くことはわかっているのですが、楽しみは、明日の午後に青春18きっぷを使って、松本へと帰る普通電車の中で読む用に取っておきます。

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