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改めて人生後半戦の多拠点居住生活プランを考える。

本日のnoteでは、自分が漠然と抱いている人生後半戦の仕事と生活についての妄想を言語化します。浅はかな知識しかなく、自分本位のムシのいい内容なので、目にした人から反感を買うことを怖れつつも、後日振り返って反芻することを前提に、将来の自分に向けて記録を残します。

多拠点居住生活への思い

私の現在の自宅は、神奈川県横浜市ですが、地方移住したいという内容は以前もnoteに書き残しました。横浜は今も大好きですが、
● 10年以上経過して多少慣れ過ぎてしまい、飽きた気持ちがある。
● 生活コストを圧縮したい。
● 自然の風景が身近にある生活をしてみたい。
という思いがあります。

一方で、妻がこの地で築いているコミュニティ、息子の学校など家族の事情もあり、私の自分勝手に決断することはできません。私自身にも横浜と完全に縁が切れてしまうのは淋しいなあ、という思いがあります。

三つ目の自然のある風景は、私の性格や経験上、最初の数週間や数カ月は新鮮さを感じて楽しめたとしても、慣れてくると不都合や不便さへの不満の方が強くなってくることは目に見えています。

私の育ったエリアの田舎コミュニティの経験があるので、デメリットがあることも承知しています。人間関係を円滑にやる覚悟の決まっていない人が安易に飛び込むべきでないこともわかっています。

そこで、横浜には拠点を残しつつ、私自身は日本の複数の街と接点を持って活動しながら転々とする生活ができないものか、と考えています。数箇所の拠点を転々としながら、1年のサイクルを回していくライフスタイルです。

ライスワークをどうするか

気ままな生活は快適なものの、ベースとなる仕事が全くないという状態は精神衛生上辛いものがあります。

朝から晩まで身を粉にして働く会社員生活には最早戻れそうにないし、できれば戻りたくありません。誠心誠意打ち込む気概に欠ける私のような人間に社会からのニーズがないことは、身に染みてわかっています。

本年一杯は、自分が心底やりたいと思えるものに出会うまで、自分が真剣に動きたいと思う時まで、ライスワークに身を委ねるのは我慢し、粘ってみようと思っています。この先の生活が成り立たないのなら、そんな贅沢は言っておれませんから、問答無用で労働市場に身を投じる覚悟も決めます。

私には会社員としてのキャリアしかなく、「職業」を真剣に考える機会が十分ではなかったと思います。「職種」的には、アカウント営業や管理業務しか経験していません。しかも素材製品を固定顧客に販売する業務が主だったので、社会で求められる汎用的なスキルは人並みです。社会的に通用する資格や突出した人脈もありません。過去の経験に頼って働く世界は期待しています。

そうなると、惹かれるのはやはり農業です。資本主義社会で高額報酬が見込めるのは、稀少性があって価値がありそうなものを産み出せる仕事ですが、私は手触り感のあるモノを自分で産み出す仕事に魅力を感じます。

全国をプロジェクト対応で渡り歩くのが理想

農業は土着性が強い産業でもあります。飽きやすい性格の私が不安を感じる部分です。できれば、幾つかのプロジェクトを掛け持ちして、日本全国に出稼ぎにいく生活ができないかと妄想しています。

私が農業全般に対処できる知識と腕があれば、農家の人手の足りない繁忙期だけヘルプで通う『農業ジプシー』で生計を立てることもできるのではないか… そんな不埒なことを考えています。

稲作、畑作、果樹栽培、花卉栽培、畜産と何にでも対応できて、加工や物流や販売にも関与できるユーティリティ・プレーヤー。自分の磨いた腕一本で、生活している人っているのでしょうか? 



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