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80'sを感じさせる曲達
「80's」はポップミュージックの黄金時代です。1981年に中学に入学し、1991年に大学を卒業した私は、どっぷりと「80's」ミュージックの洗礼を浴びた世代です。
本日のnoteでは、私が夢中になって音楽を聴いていた「80's」の曲達の中から、特に「80's」感が出ていると思うイギリス発の3曲を取り上げます。
① Tears For Fears "Everybody Wants To Rule The World" 1985
イギリス出身のカート・スミス(Curt Smith)とローランド・オーザバル(Roland Orzabal)による二人組バンド、ティアーズ・フォー・フィアーズ(TFF)が放った1985年の大ヒット曲。全英・全米のヒットチャートでNo.1ヒットとなり、この曲を含むアルバム『シャウト』は世界中で1000万枚近く売れました。
アメリカの田舎道を車で走る牧歌的なプロモーションビデオが印象的でした。キャッチ―なメロディーラインとは裏腹に、「誰もが世界を支配したがっている」というタイトルの通り、歌詞は風刺が効いた硬派なものになっています。元々オリジナルでは、Everybody Wants To Do The Warとなっていて、余りにも歌詞の内容が過激過ぎてオンエア禁止になる危険があった為、やむなく書き換えたと言われています。
② Dream Academy "Life In A Northern Town" 1985
イギリス出身のドリームアカデミーの1985年のスマッシュヒット。アコースティックで美しい旋律の楽曲で異彩を放っていました。イギリスの北の街の物悲しい冬の一日を切り取ったような歌詞の世界も知的でした。
He said in winter 1963
It felt like the world would freeze
With John F. Kennedy
And The Beatles
彼は言った。「1963年の冬、 世界が凍り付いてしまうように感じられた。
ジョン・F・ケネディとビートルズと一緒に」
よく知られている通り、第35代米国大統領、ジョン・F・ケネディ(John Fitzgerald Kennedy)は1963年11月22日にダラスで暗殺されました。世界から希望が消えたと言われた1963年への追憶が歌詞に盛り込まれています。
③ Spandau Ballet "True" 1983
ロンドン出身のニューロマンティック系スタイリッシュなバンド、スパンダーバレーの1983年の世界的な大ヒット曲です。今でも時折耳にする不朽の名曲です。この楽曲を含むアルバム「トゥルー」からは「ゴールド(Gold)」「ライフライン(Lifeline)」もスマッシュヒットしたものの、その後は徐々にヒットに恵まれなくなり、バンドは解散しました。
スローテンポの美しいコーラスが印象的なバラード。当時FMラジオでは連日ヘビーローテーションで流れていました。2012年のロンドンオリンピックで、久々にこの曲の人気が再燃しました。
引き籠り生活のお伴に、あの頃へタイムスリップして浸るのもいいですね。
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