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お金で解決できる悩みしかないのは幸せな証拠なのかもしれない

50歳最後の日に自問自答しておきたいと思います。自問する問いは、「もしも、今後お金に不自由しない状態が約束されているとしたら、今現在自分が抱えている問題は果たして解決するのか?」です。


お金についての問題

お金についての問題は、これまでも真剣に考えてきていて、noteにもその時に思ったことや意見を書いています。きっとこれから先、何度も何度も何度も繰り返し考え続けることになる問題でしょう。

お金で解決する?

結論としては、解決します! 

まずは、育ててくれた両親と寄り添ってくれる家族に感謝しなければいけません。幸いにして私は健康です。老眼とか、腰痛とか、加齢による肉体の衰えは当然あるものの、今の所、日常生活を送るのに切羽詰まった支障はありません。まだまだ多少の無理ならば、効きます。外見の清潔感は意識するにしても、どうにもならない容姿の美醜問題は、全く気にしなくなりました。

人間関係で悩んでいるということもありません。人間の抱えるあらゆる悩みは、突き詰めると人間関係に行きつくと言われます。(アドラー心理学) 私には、顔も見たくないとか、死ぬ程嫌いだとかの感情を抱いている相手はいません(逆は定かではありません)。人間関係に神経を擦り減らして疲弊してしまうような状況は、今の私にはありません。

一番実現したいもの

今一番欲しいのは、自分の完全裁量で自由に過ごせる時間です。週五日、満員電車に揺られて、都心にある会社勤めをする生活が心底憂鬱です。自分の都合で、自由に働きたいと真剣に思っています。

やっている仕事自体は嫌いと言う訳ではありません。でも、会社組織の中で責任ある立場に就いて、スケールの大きな仕事をしたい、という野心や意欲はもうありません。ずばり、お金の心配のない環境を整えて一刻も早くセミリタイアしたい、というのが今の欲望です。

確保した自由時間で、
・家族との時間を存分に楽しんだり、
・興味のある街を好きな日程で旅したり、
・読みたい本を好きなだけ読んだり、
・観たい映画を好きなだけ観たり、
・好きな西洋史の研究をしたり、
・ボランティアをしたり、
・バーでお酒を愉しんだり、
と、自分が行動の主導権を握り、周囲から干渉されず、フリーハンドに活動したい。我ながら、どこまでも俗物的で、甘えた願望だと呆れますが、これが偽らざる正直な感情です。

使い切れないほどの大金は不要

そして、これらの私の願望は、生活していくのに困らない程度のお金があれば、問題なく実現できることばかりです。ちょっと工夫して日々の生活を律していけば、いずれ実現できるかもしれません。いや、必ず実現させます。

世の中を舐めている、甘く見ているという批判は受けるかもしれません。が、私の夢見ている欲望の中に社会正義や公序良俗に反するものは含まれていないと思います。これまで長年勤労に奉仕してきた平凡な日本国民として許される範囲の野望なのではないか、と思っています。

ここまで書いて思ったのは、お金で解決できる悩みしかないのは幸せな証拠なのかもしれない…… ということです。お金が全てに優先するとは思わないし、お金に制限を受ける生活も嫌です。お金からは末長く愛されたいですし、ずっと仲良くしていきたいと思いますね。

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