金曜日の随筆:完璧な週末①佐久市へ
また運命を動かしていく金曜日が巡って来ました。2023年のWK10、弥生の弐(友引)です。週休三日をフル活用し、完璧な週末を求めてアクティブに活動していきます。本日は、自宅から約80㎞離れた佐久市までドライブを楽しみ、気分良くリフレッシュができました。その備忘録です。
今週の格言・名言《3/6-12》
ドライブという選択肢がある生活
松本にやって来てから、休日の過ごし方の選択肢にドライブが加わりました。私には「首都圏で生活する限り、自家用車は不要」という強い信念があり、頑なに守ってきました。しかし、こちらで半年間レンタカーで過ごした結果、昨年の4月に軽自動車(スズキ・エブリィ)の購入に踏み切りました。しばらくは、職場への通勤以外での使用を極力控えていたものの、今では信州全域を制覇するかの勢いで、毎週末ドライブを重ねています。雪道運転には細心の注意が必要でしたが、ここ数日は、急速に温暖になってきたので、随分走り易くなりました。いよいよ、ドライブに絶好の季節が到来しようとしています。
本日は、昨夜飲んだ酒の影響で、いつもより遅めに目覚めたものの、早朝降っていた雨も9時前には上がり、急いで支度をして始動しました。
自宅~佐久市
スタートした時点では、行き先を明確に決めていませんでした。とりあえず、スターバックスのドライブスルーでコーヒーを買い、国道19号線を南に下り、高出交差点を左に折れて20号線に入ります。塩尻から岡谷へ抜けるこの峠道を走らせるのは、何度目でしょうか。いつもは、諏訪方面へと右折する岡谷の20号バイパス入口という分岐点で、今日は20号バイパス方面を選択します。このルートは初体験です。
バイパスの突き当りを左折すると湖北トンネルになり、国道142号線へ入ります。中山道の難所、和田峠を通り、佐久方面へと抜けるルートです。愛聴しているFM長野(79.7㎑)が入らなくなったので、BGM用に積み込んでいたBOØWYのベスト盤にチェンジします。
『日本に初めて現れたカッコいいロックバンド』というのが私のBOØWY評です。彼らの、短くも凝縮された活動期間(1981‐1988年の8年間!)をオンタイムで体感できたのは貴重な経験です。ただ、洋楽ロック命だった当時の私は、本格的に彼らな音楽にハマっていた訳ではなく、”名前を知っている”という程度でした。
氷室京介(Vo)、布袋寅泰(G)、松井常松(B)、高橋まこと(Ds)という強烈な個性がぶつかり合って生み出されるサウンドは迫力満点で、”ビートロック”というジャンルで括られていました。改めて聴くと、とにかく派手で豪華です。ドラムは暴れまくっているし、ベースは重厚、ギターは変幻自在、そしてカリスマ的なボーカル。このテンションでやり続けていたら消耗は半端なく、長くは続けられないだろうと実感します。「伝説のバンド」と呼ばれる所以でしょう。
信州の穴場? 佐久市
気持ちよく国道142号線の景観を楽しんでいると、そろそろ昼の時間が近づいてきました。新幹線の佐久平駅に近い岩村田エリアにクルマを駐車し、食事をすることにしました。商店街を歩いていて気になった、¿Casa Libre?というカフェで、美味なチキンサンド(名前を失念)を頂きました。街をぶらつき、駅伝の名門・佐久長聖高校の校舎の近くにあるカフェ・ドーンで、贅沢なデザートも味わいました。さらに、大阪屋書店にも立ち寄り、併設している695Cafeでコーヒーを飲み、お土産のコーヒー豆も買いました。
信州生活もそろそろ1年半になろうとしていますが、松本からは遠い佐久市については殆ど注目していませんでしたが、ただ、本日訪れた印象では、新幹線・佐久平駅の周辺に大規模ショッピングモールもあり、生活しやすそうな地域です。信州生活に憧れているものの、首都圏に軸足も残しておきたい人には、かなりおススメエリアのように思います。
仕上げは温泉
ここまで順調です。15:00をまわったので、帰り道で日帰り温泉に浸かってから帰ることにしました。最初に目指したのは、国道142号から1㎞ほど南に入った布施温泉でしたが、あいにくお休みだったので、中山道・望月宿を越えて、立科町へ入ったあたりにある立科温泉権現の湯に立ち寄りました。
温泉王国・信州に居る幸運に恵まれながら、「烏の行水」派である私は、温泉巡りを楽しむ趣味がなく、宝の持ち腐れ状態です。ただ、こちらの温泉は湯舟から見える山々の景観が、素晴らしかったです。いい一日でした。
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