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週末プチ旅行 〜銚子電鉄編

プチ旅行 ~銚子電鉄に乗りに行こう

レンタカーで千葉県の銚子まで日帰りのプチ旅行をしてきました。

インフルエンザで体調を崩していた息子も体力が回復し、家で退屈そうにしていましたので、クルマでの移動なら問題はないだろうと判断しました。銚子は、時々雑誌やテレビで話題になっていたので気になっていました。電車好きの息子をローカル線の銚子電鉄に乗せることが今回の目的でした。

横浜からは意外と遠い銚子

調べてみると、銚子は横浜からは思っていたよりは遠い(ナビでは160㎞、約3時間)のと、思ったほどは暖かくない(最高気温予想、約9℃)ことがわかりました。

木更津周辺のエリアには、ゴルフで何度か行く機会があり、湾岸線からアクアラインを通って行くと1時間かからない時もあったので、銚子もそれほど遠くないと思って油断していました。

地図をよく見ると、銚子は茨城県に程近く、アクアラインで木更津に入ってから、千葉県内を西から東まで横切る感じになります。また、房総半島の温暖な気候を想定していたので、風が強いのは意外でした。

幸い、行きの道中は高速道路も下道も渋滞知らずで、予定通り昼前には銚子駅に到着しました。風が吹くとちょっと肌寒いものの、快晴で気持ちの良い天気でした。

銚子観光のスタート

銚子駅近くのパーキングに車を停めて、駅に隣接する観光案内所で銚子駅始発の銚子電鉄の時刻表を確認すると、次の電車の発車時刻までは1時間以上もあることがわかりました。

銚子電鉄は総運行距離が6.4㎞しかなく、隣の駅までは歩いても行けるという話だったので、線路沿いに仲ノ町〜観音〜本銚子の区間は歩くことにして、本銚子駅から電車に乗って、このエリア最大の観光名所である犬吠埼を目指すことにしました。

銚子電鉄沿いに歩く

銚子駅の次の仲ノ町駅は、ヤマサ醤油の工事に隣接していました。古い電車が停車していて、なかなか渋い駅でした。息子は思っていたほどは嵌りませんでしたが…

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次の観音駅までもそれ程距離はありません。線路沿いに歩き、最後は民家の軒先を通って到着しました。観音という和風な名前とは裏腹に、駅は教会風の建物でした。

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この駅から徒歩数分の所に、飯沼観音があるので、立ち寄って今年3回目の願掛けをしてきました。五重塔や大仏もある本格的な仏閣でした。

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飯沼観音から本銚子駅までは登り坂でのアプローチになり、結構時間はかかりましたが、無事に電車の来る時間までに駅へ到着しました。

いよいよ銚子電鉄に乗車

本銚子駅は、タレントのヒロミさんが、テレビ番組の企画で駅舎のリフォームを担当したことで話題になった駅です。

この駅の坂上にある清水小学校に通う小学生が作った美しいステンドグラスが壁に埋め込まれ、手書きの時刻表があって、味わい深い駅でした。

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やって来た外川行きの電車に乗り込み、犬吠駅から犬吠埼灯台を目指します。単線の両側にキャベツ畑が広がり、壮観です。

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犬吠埼展望台へ

犬吠駅に着いて、駅前で買ったたい焼きを齧りながら、犬吠埼灯台まで歩きます。向かう道中は海を見下ろすような景観が続き、波が岩に打ち寄せる情景はなかなか迫力がありました。 東映映画のオープニングの"荒磯に波"の撮影場所が犬吠埼。そう言われると、なんか見たような風景です。

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灯台には登りませんでしたが、凛としていて美しいシルエットでした。古くて白いポストもこのあたりの景観と映えます。

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施設内のカフェで遅い昼食を摂り、犬吠駅までまた歩いて引き返します。早く電車に乗りたい息子は灯台や海には余り興味を惹かれなかったようで、帰りの道を意気揚々と歩いていきました。

再び銚子駅に戻り、帰路へ

犬吠埼から銚子までは途中下車せず、真っ直ぐに戻りました。息子は犬吠埼に居た時よりも電車の中で車窓から景色を眺めている方が楽しそうでした。

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帰りは少し高速道路が渋滞しましたが、大きなトラブルもなく無事に自宅に到着しました。今日は天気も良かったし、充実のプチ旅行になりました。車の運転は、気分転換にもなります。さて、来月はどこにしましょうかね。

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