清水税理士事務所

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清水税理士事務所

八王子市に事務所を構える個人税理士・CFP・1級ファイナンシャル・プランニング技能士です。 税金、不動産投資、保険、相続、今後の資産形成等様々なお金のお悩みを解消できればと考えております。

マガジン

  • インボイス制度と消費税の話

    2023年10月1日に始まるインボイス制度とそれに伴う消費税のお話をまとめていこうと思います。

  • 税理士がつぶやく相続の基本

    相続について書いた記事をまとめています! 定期的に掲載してシリーズ的にしていければと思ってますのでよろしくお願いします。

  • (出来るだけ)5分で読む税金の話

    税理士事務所らしく税金の話を、(出来るだけ)5分ぐらいで読めるようにまとめていこうと思います。

最近の記事

2023年10月開始【インボイス制度】~登録申請書の書き方フローチャート~

今回は、国税庁が公開している「登録申請書の書き方フローチャート」をご紹介します。 「登録申請書の書き方フローチャート」は、その名の通り「適格請求書発行事業者の登録申請書」の書き方、つまりインボイス制度への登録申請の仕方を説明しています。 この記事についてやその他の質問等、当税理士事務所のLINE公式アカウントにて受け付けています。お気軽にご質問ください。 →インボイスについて質問する 下記に「登録申請書の書き方フローチャート」と「適格請求書発行事業者の登録申請書」のリンク

    • 2023年10月開始【インボイス制度】~その7 簡易課税制度~

      前回、「2023年10月開始【インボイス制度】~その6 開始前に確認しておくこと」で開始前の注意事項をご紹介しましたが、今回の「簡易課税制度」も開始前に確認し検討が必要でしょう。 この制度、非常に便利ですが要注意な制度でもあります。 インボイス制度にも大きく影響がありますが、消費税の計算方法に関する制度なので安易に選択すると税額が上がってしまいます。 この記事を読んでみて興味がわいた方は、税理士等の専門家に相談することを強くお勧めします。 この記事についてやその他の質問等

      • 2023年10月開始【インボイス制度】~その6・開始前に確認しておくこと~

        今回は、インボイス制度に登録すべきかまだ決めていない人向けにあらかじめ確認しておくことや、準備しておくことの基本のみを書いてみます。 「結局なんだかよくわからない」という方や「登録すべきかわからない」という方にむけてザックリとした内容でご紹介していきます。 この記事についてやその他の質問等、当税理士事務所のLINE公式アカウントにて受け付けています。お気軽にご質問ください。 →インボイスについて質問する インボイス制度のザックリした概要インボイス制度の登録業者になると登録

        • 2023年10月開始【インボイス制度】~その5・少額な返還~

          インボイス制度に関するご紹介、5回目です。 今回は、少額な返還インボイスの交付義務免除についてです。 この記事についてやその他の質問等、当税理士事務所のLINE公式アカウントにて受け付けています。お気軽にご質問ください。 →インボイスについて質問する 少額な返還インボイスの交付義務免除「少額な返還インボイスの交付免除」とは、返金や値引きなどをする場合に1万円未満であれば、請求書等をインボイス制度に対応させる必要がないということになります。 買手は、インボイス制度の「適格請

        2023年10月開始【インボイス制度】~登録申請書の書き方フローチャート~

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        • インボイス制度と消費税の話
          5本
        • 税理士がつぶやく相続の基本
          9本
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        記事

          2023年10月開始【インボイス制度】~その4・少額特例~

          インボイス制度に関するご紹介も4回目となりました。 単純そうな制度ですが経過措置や支援措置などを活用しようとするとかなり複雑ですね。 この記事についてやその他の質問等、当税理士事務所のLINE公式アカウントにて受け付けています。お気軽にご質問ください。 まずは、友達登録から→LINE公式アカウント インボイス制度の少額特例「少額特例」とは一定規模以下の事業者の税込1万円未満の支払についてインボイス(適格請求書等)の保存を免除し仕入税額控除とできる軽減処置です。 事業者の事

          2023年10月開始【インボイス制度】~その4・少額特例~

          2023年10月開始【インボイス制度】~その3・2割特例~

          今回は、インボイス制度の支援措置である「2割特例」についてご紹介します。 この2割特例は、前回書いた経過処置の一つになりますが総務省は、小規模事業者に対する支援措置として紹介サイトを設置しています。 この記事についてやその他の質問等、当税理士事務所のLINE公式アカウントにて受け付けています。お気軽にご質問ください。 まずは、友達登録から→LINE公式アカウント 売上に係る消費税の2割を納税令和5年4月現在、消費税の申告にのための計算は、本則課税と簡易課税制度の2種類があ

          2023年10月開始【インボイス制度】~その3・2割特例~

          2023年10月開始【インボイス制度】~その2 「経過措置」~

          前回、インボイス制度の概要をご紹介しましたが、今回は「経過措置」について書いていこうと思います。 「免税事業者からの仕入れに対する経過措置」と「インボイス制度の開始日が課税期間の最初日なる経過処置」の2つをご紹介します。 この記事についてやその他の質問等、当税理士事務所のLINE公式アカウントにて受け付けています。お気軽にご質問ください。 まずは、友達登録から→LINE公式アカウント 免税事業者からの仕入令和5年10月1日よりインボイス制度(適格請求書等保存方式)開始され

          2023年10月開始【インボイス制度】~その2 「経過措置」~

          2023年10月開始【インボイス制度】〜その1 「概要」~

          この記事についてやその他の質問等、当税理士事務所のLINE公式アカウントにて受け付けています。お気軽にご質問ください。 まずは、友達登録から→LINE公式アカウント インボイス制度の概要インボイス制度は、正式名称を「適格請求書保存方式」といい、売手が消費税の申告の際に「仕入税額控除」とできる要件として原則、適格請求書発行事業者(インボイス発行事業者)から発行された適格請求書(インボイス)等の保存が必要になる制度です。 制度の目的として、軽減税率等により税率が複数存在する中

          2023年10月開始【インボイス制度】〜その1 「概要」~

          自分でも計算できる?路線価方式による土地の評価方法(その2)・税理士がつぶやく相続の基本

          前回は、路線価と倍率方式についてご紹介しましたが、今回から「路線価」を使った土地の評価方法をの基本的な部分をご紹介していこうと思います。 全部、紹介しようと思うと長いので(その1)(その2)と分けてみました。 今回は、(その2)二つ以上の路線(道路)に面した土地の評価方法の基本的な計算方法をご紹介します。 なお、路線価によって評価できる土地は、「市街地的形態を形成する地域にある宅地」に限られ、それ以外の宅地は倍率方式、宅地以外にはそれぞれ評価方法が存在します。 前々回の記

          自分でも計算できる?路線価方式による土地の評価方法(その2)・税理士がつぶやく相続の基本

          自分でも計算できる?路線価方式による土地の評価方法(その1)・税理士がつぶやく相続の基本

          前回は、路線価と倍率方式についてご紹介しましたが、今回から「路線価」を使った土地の評価方法をの基本的な部分をご紹介していこうと思います。 全部、紹介しようと思うと長いので(その1)(その2)と分けてみました。 今回は、(その1)一つの路線(道路)のみに面した土地の評価方法の基本的な計算方法をご紹介します。 なお、路線価によって評価できる土地は、「市街地的形態を形成する地域にある宅地」に限られ、それ以外の宅地は倍率方式、宅地以外にはそれぞれ評価方法が存在します。 前回の記事

          自分でも計算できる?路線価方式による土地の評価方法(その1)・税理士がつぶやく相続の基本

          副業の確定申告【事業所得】・(出来るだけ)5分で読む税金の話

          所得税法でいうところの所得は10種類あり、さすがに全部まとめると5分では、読めないと思うので今回は、「事業所得」をご紹介したいと思います。 以前書いた「副業の確定申告【雑所得】」も合わせて読んでいただけると確定申告についてよりわかるかと思います。 「事業所得」と「雑所得」の判定についても、令和4年「所得税基本通達の制定について」(法令解釈通達)の一部改正(案)を合わせてご紹介しています。 この記事についてやその他の質問等、当税理士事務所のLINE公式アカウントにて受け付け

          副業の確定申告【事業所得】・(出来るだけ)5分で読む税金の話

          自分でも計算できる?不動産の評価方法2つ・税理士がつぶやく相続税の基本

          さて本日のテーマは、不動産を相続する際の評価額の算出方法を2つご紹介しようと思います。 相続税を申告するには、すべての相続財産を価格で評価しなくてはいけません。 今回は不動産、特に土地に関する評価方法を2つご紹介したいと思います。 この記事についてやその他の質問等、当税理士事務所のLINE公式アカウントにて受け付けています。お気軽にご質問ください。 まずは、友達登録から→LINE公式アカウント 5つの土地の価格基準すべての土地には、価格基準が4つあり必要に応じて使い分ける

          自分でも計算できる?不動産の評価方法2つ・税理士がつぶやく相続税の基本

          法定調書(出来るだけ)5分で読む税金の話

          今回は、毎年1月のこの時期になると作成し提出する法定調書というものをご紹介したいと思います。 法定調書は、所得税法や相続税法上などで、提出することが定められている資料のことです。 税務署への提出が義務づけられています。 法定調書とは?簡単に言うとお金を支払った事実をまとめた資料です。 給料を支払った額や家賃として支払った額、税理士・弁護士などに支払った報酬額などを資料にして税務署へ提出します。 税務署は、法定調書によって、「支払った事実」を確認し、確定申告による「受けとっ

          法定調書(出来るだけ)5分で読む税金の話

          給与支払報告書【副業バレ注意?】・(出来るだけ)5分で読む税金の話

          本日は1月期限の提出物、「給与支払報告書」についてまとめてみました。 この「給与支払報告書」は、給与を支払った企業や事業主が地方自治体に報告のため提出し、そこから住民税が計算されます。 給料支払報告書とは「給与支払報告書」は、源泉徴収票と内容的によく似ています。 源泉徴収票は、所得税を納めていることの証明のため税務署(国税)に提出しますが、「給与支払報告書」は、住民税と国民健康保険の計算のため、従業員が住む各市町村へ提出するものでなります。 従業員の1年の所得を市区町村に報

          給与支払報告書【副業バレ注意?】・(出来るだけ)5分で読む税金の話

          副業の確定申告【雑所得】・(出来るだけ)5分で読む税金の話

          前回、副業の確定申告は、いくらから必要かについて書きましたが、そこでも軽く触れた「所得」。所得税法でいうところの所得は10種類あり、さすがに全部まとめると5分では、読めないと思うので今年話題になった「副業の収入300万円以下は雑所得」のお話に絡めて、「雑所得」に絞って書いていきます。 10種類の所得所得税法上の所得は以下の10種類になります。 給与所得 退職所得 利子所得 配当所得 不動産所得 山林所得 譲渡所得 一時所得 事業所得 雑所得 雑所得雑所

          副業の確定申告【雑所得】・(出来るだけ)5分で読む税金の話

          相続税の基礎控除と6つの控除について・税理士がつぶやく相続税の基本

          さて本日のテーマは、相続税の控除についてです。 相続税には、全部で7つの控除が定めされています。 状況によって使用できる控除が違いますが、相続税額を割り出すために欠かせないものです。 今回は、そんな7つの控除を紹介していきます。 控除とは?控除とは、簡単に言うと税金の課税対象とはしないと定められている部分です。 税金の対象としないことで納税者への過度の負担を避けたり、制度の使用を促したりということを目的に定められています。 知らないまま申告してしまうと必要以上の税金を支払っ

          相続税の基礎控除と6つの控除について・税理士がつぶやく相続税の基本