他界した大切な人が天国から帰って来たら何を話すか想像してみたら
いきなりだが、3年前に他界した母が、もし2時間だけあの世から帰ってきて話が出来たとしたらどんな会話になるか考えてみた。
母が84歳で宇宙に還って行った時、まったく不思議なくらい悲しくなくて、どこかおかしいんじゃないかって思ったくらいなのだが、それが、ほんとうに突っ張りや反抗じゃなくて、彼女の人生がやり切ったものだと思えたゆえのものなのか、いつも検証している。
で、もし、彼女が今このココスの目の前に2時間だけ現れたら、いったい私は何を話すのだろうとシミュレーションしてみた。
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ママ:真理子、元気かい?
私:あ、帰ってきたの?ビックリした〜〜〜!!!
ママ:ちょっとだけね。
私:…ママってさ、マンガみたいだよね。
ママ:何言ってんの、またくだらない事を
私:なんかいるんだかいないんだか
ママ:そりゃそうだ。死んでんだから
私:いや、そういう事じゃなくてなんかふざけてるでしょ
ママ:こんな真面目な人はいないよ。何言ってんのアンタ!
私:うん、まあ、本人がそれでいいならいいんだよね
ママ:良いも悪いもないでしょ
私:うん、まあ、私を産んで一緒にいたんだよね
ママ:だからなに。変な子だね〜
私:可愛かったんでしょ?
ママ:そうだよ、可愛くてならなかったよ。こんな変なこと言わないし。
私:まあ、そうだよね。まあ、死んじゃったワケだよね〜
ママ:ほんとにね〜死ぬ時は苦しかったけど、終わってしまえば気持ちいいよ。あんたがたも一生懸命好きなことやって悔いのないように生きなさい。
私:うん。私全然ママ死んで悲しくなかったんだけど、それってママが全力で生きたって思えたからだよ。そんな姿を見せてくれてありがとうね
ママ:全力だったのかねぇ〜もっとやりたいことあったけど、だからあんた方には悔いのないようにして欲しいと思ってるよ
私:うん、おかげさまでもう悔いはない人生だよ。ユニークな親に育てられて、私の魂はなかなかうまい事やったなって思ってるよ。
なんだかんだ言って、にぎやかで楽しくてユーモアとやさしさに満ちた人生になったのはママとパパのおかげだね。
ママ:そう言ってもらえると嬉しいねぇ
私:っていうわけで、もうあと1時間くらいしかないから、なんか飲んだり食べたり思いっきりしていきなよ。
ママ:じゃあ、飲むか!
私:ビールかい?
ママ:当然でしょ!真理子もかい?
私:うん、いっぱいだけ飲むかな。
ママ:よし、そう来なくっちゃ!
ここで
家族一同登場してどんちゃん騒ぎ♪
神様に1時間延長してもらうのだ❣️
最後も
私:じゃあ、また、会えても会えなくても
あの世でね〜〜〜産んでくれてありがとう〜〜〜〜〜。°(°`ω´ °)°。
で、ママ、ニコニコして消える
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まあ、
こんな能天気な会話をシミュレーションしても、
涙は出てくるのです。
それは悲しみの涙ではなく、記憶に感慨無量な涙。
この世の体験、記憶、事実、、、
それがあるだけで感動してしまう。
母は母の人生を全うして行ってしまった。
そしてそれが何より尊い事なのです。
やっぱり、私はつっぱっているわけではないのかなあ。。
みなさんも、シミュレーションしてみてはいかがですか?
意外な発見があるかもしれません。
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