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高田馬場でワインバーやってるんです

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ワインバーの営業やらワインやらなどなどを綴ります。
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#飲食店

1人で小さな飲食店をやれる物件を探す 【開業記3】

物件探しですが本当に今はインターネット、便利ですね。 当たり前ですがその時は本気で実感しました。いろいろな飲食店専門のサイトがあり、居抜き物件やマッチングサイトなどとても探しやすいです。 まずは片っ端から登録して情報を集めました。 自分の希望する物件が全体のどのくらいの割合であるのか、場所などによる家賃の相場など調べていきます。 予想してはいましたが、小さい物件というのはほとんどありません。もちろん家賃が安い物件もそうそうありません。とほほ。 今思うのは本当に理想の物

注文の仕方を飲食店側から勝手に考えてみる

日本人に多いんだと思うのですが(もちろん日本人に限らずでもいいんですが)、飲食店で待ち合わせて他の人が来るまで注文しない人って多くないですか? 別に文句があるわけでもなくて単純になんで待つのかなと、飲食店で働き始めのころから思っていました。 だって結局注文するんですよね。連れが来たら。 見てて思うに1人で先に注文している、飲んでいたりするのが嫌だということみたいです。それって気を遣うというより「先に飲んでるんだ」と思われたくないということでしょうか。でも何十分も注文せず

小さな飲食店に電話は必要か?

最近お店の電話を解約しました。 理由はいろいろあるのですが、常連様からnoteはまだ電話番号載ってるよと言われたので、消すついでに小さい飲食店に電話が必要か考えてみたいと思います。 お店に電話がないなんて雇われていたころは考えもしないことでした。 用途は様々です。お客さんからの電話はもちろん、発注はほとんどFAXでしたしインターネットやクレジット端末利用など、今もそうですがかなり使います。 ではなぜ解約したのか。ざっくり言えば電話がなければいけないという思い込みのほう

ブログを見て来店してくれた方に言われたことを考えた件

実は、ということでもないんですが、このnoteを始めるまでは違うブログをやってました。 主に自分の「サービス」に対する考えを書いてたんですが、もちろん匿名だったんで結構好き勝手なことを書いてたんです。 というのも「サービス」の考え方というのは人それぞれで、決まった答えというのはないので結構荒れたりするんですよね。 noteはお店のため、またどういう人がやっているのかを理解してもらうためにやってまして、当たり障りのないこと、までとは言いませんがあまり攻撃的なことは書いてま

日本ワイン検定2次試験対策今年もやります

最近過去の投稿でじわじわと読まれているのがあるんですけど、それは日本ワイン検定関連です。 6月30日に日本ワイン検定の1級と2級の2次試験があるので読まれているみたいですね。ちなみに2次試験は日本ワインのテイスティングです。 興味ある人が多く、受験される方も多いのかもしれません。 ちなみに僕も受験予定なのですが、ワインのテイスティングってなかなかできないじゃなですか。まして日本ワインとなるとさらに難しくなります。 ということでお手伝いします。日本ワインのテイスティング

なんで日本ワインだけのお店を出したんですか、ってよく聞かれます

この質問は実に多く聞かれます。 もうあと何年もすれば日本ワインだけのワインバーなんて当たり前なになっているのかもしれないですけどね。 今の店を始める前からもずっと飲食業してきたわけですが、それまではイタリアンやフレンチといったお店でホールスタッフとして働いていました。 今考えると当時は日本ワインのことは見下していたのかもしれません。 まぁ、思い込みですよね。日本ワインなんて…みたいな 今でもそういった思い込みをしている人は少ないくはないと思います。 なのでずっと海

お金を借りる時はいくら借りるかを先に決めないといけない~飲食店開業~

毎度のことですが、お店をやりたいという方の話をよく聞きます。 お金を借りたいということで、いくら借りるのかを聞くと決まっていない、決めていない、という人もいてそれではお金が借りられないという話。 分かっている人には当たり前の話なんですが、初めての人にはわからないことだらけです。ですので私がお金を借りようとして少し混乱したこと、意外と理解していなかったことを書きたいと思います。私は日本政策金融公庫からお金を借りたので、そのワインバー開業としての体験談を書きます。 お金を借

このワインを表現してと言われて

たまにこのワインを表現してと言われます。 この「表現して」というのはソムリエが使うワインのテイスティングコメントではなく、詩的な表現を言っていることが多いようです。 広大な砂漠の中に~、草原の~、大海原の~、憂いを持った少女が~、子供のころの運動会~、1輪の花、田舎、自転車二人乗りw、追いかけてる人は知っているはずなのに誰かわからない振り返る寸前に現実に戻されるww、 書いてみて自分の語彙力のなさにかなりびっくりしてますが、こういった表現を期待されることがあります。はじ

ワインをわかるようになりたいんです。

ワインを分かるようになりたいんです。 というお客様がよくいらっしゃいます。というかよく言われます。 この「ワインが分かる」とはなにか。 話しを聞くとだいたいワインの味の違いが分かるようになりたい、のようです。ワインの味の違いが分かるとどうなるか。 かっこいいからです。 うんちくを言いすぎると嫌われるけど、適度な知識はあってかっこいい。 料理とワインの相性を覚えたい。できれば「あっ!」と驚くような誰もが知らない組み合わせを知りたい。 フランスなどの有名すぎるワイン

お店がつぶれそうなんで来てください、はアリか

私はワインバーを経営してますが、やっぱりお客の1人としていろいろと行ってみたいお店はあります。 SNSなどで見ているうちに私と同じような方向性というか、考え方が似ているお店などは気になりますし、単純にこのお店はおいしそう、雰囲気よさそう! と思う店は多々あります。 それでなんですが、最近そんな気になっているお店が「閉店」しているんです。それも突然。ここ2か月で3件です。 閉店の理由はいろいろあると思いますが、1つ気になったのはこの3店とも突然閉店宣言しているんです。だい

私は来店していただいた理由を知りたい のです

今月上旬にこのnoteを見てくださる方に来店していただけました。 その方のnoteにも来店したときのことも書いてくださってます。 ほかにもインスタグラムを見てきたというかたも来ていただいたりして、やっぱりこういうことがあるんだからちゃんと更新しないとな、と思うのですが前回の更新から1か月以上たってしまってますね。とほほ。 お店側として、こういうなになにを見てきました、と言ってくださるのは助かります。目的が分かりますし。 いったいどんな店か、どんなやつがやってるんだ、と

コラヴァンのニードルとスクリューキャップ対応のやつを買った件

興味がない方にはすみませんが、コラヴァンの話し続きます。 前回コラヴァンのニードル(針)が折れてしまったということを書きましたが、ようやくそのニードル部分が届きました。 普通予備で用意しとくよなあと自分に呆れつつ、これでまた好き勝手なグラスワインを用意できます。お楽しみに。 ちなみにこのニードルですが、そこそこ高いです。でも今回予備も用意するため3本セットというのを買いました。ニードル自体は太さが3種類あり、用途によって使いわけることができます。その3本セットを購入。セ

「コラヴァン」をを6か月使用してみて・・・針が折れました。

お店では「コラヴァン」というものを使っています。 コラヴァンについてはこちら。その続きです。 その大事なニードルという針の部分が折れました。とほほ… 針が曲がってきていたのでそろそろ折れるんじゃないかと思ってたんですけど、なかなか豪快にポッキリ折れました。 参考までの話ですが、このコラヴァンは天然コルクの対応です。ワインにはたまにプラスティックコルクなどあるんですがこれには使えません。圧縮コルクはどうか? 恐らく本当はダメなんだと思います。でも、お店が扱っているワイン

昨日は精進料理とのワイン会でした。そして次回のお知らせ

昨日の営業は「精進料理と日本ワイン」のワイン会がありました。 4回目ではあるのですが、まだ始めたばかりというのもありますのでまだまだこれからといった感じではあるのですが、今後は少し趣向を変えるかもしれません。 今までは料理を主体でしたが、今後はワインを主体にしようかと。料理にワインを合わせるのではなく、ワインに料理を合わせてみようと思います。 文章にしても多分分かりにくいでしょうから、変更点は後々紹介していくとして今1番何を言いたいのかというと、第4回目までお出ししてい