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生理はミニピル薬ジエノゲストで止める時代、毎月の苦痛はもういらない

生理痛や大量出血、PMS、月経困難症、子宮内膜症、子宮腺筋症、生理期間のイライラ、情緒不安定などで苦しんでいる女性/女子の皆さま、薬で生理を完全に止める方法があります!  実際に筆者のジエノゲスト処方にかかった婦人科診療費や、薬局での値段も公開。生理から解放されてみませんか?


つらい生理は病気!  異常を感じたら婦人科へ、保険適用OK

20代から飲んでいた低用量ピルを中止して数年後、生理に異常が出るようになりました。
毎月数日間、痛み止めの効かない生理痛でのたうちまわり、滝のような大量出血のモレが心配で不眠、貧血で意識朦朧……。
激痛の生理痛で意識を失いかけ、婦人科を受診すると、子宮内膜症・子宮腺筋症でした。

筆者ほど重くなくても、生理がつらければ立派な月経困難症で保険診療となりますので、迷わず婦人科を受診してください。それで異常が見つかることもあります。

ジエノゲスト(ディナゲスト)は生理を止める黄体ホルモンのミニピル神薬

ジエノゲスト(ディナゲスト)は、持田製薬が開発した、保険適用の子宮内膜症・月経困難症治療薬です。
黄体ホルモンだけのミニピルで、血栓症の原因となるエストロゲン(女性ホルモン)を含みません。
黄体ホルモンで排卵を止め、子宮内膜を薄く保つので、低容量ピルのように休薬して生理を起こす必要がなく、飲み続ける限り生理が来ないので、生理の苦痛と不快から完全におさらばできる神薬です! 
ただし、薬に慣れるまでの副作用として不正出血があるようです。筆者は不正出血は全くなかったです。

筆者は婦人科でまず、子宮内膜症・子宮腺筋症治療目的で超低容量ピル・ヤーズフレックスを処方され、その後個人輸入した海外製ジェネリックピルで血栓症になり、婦人科でジエノゲストを提案されて切り替えました。

筆者は子宮内膜症・子宮腺筋症のためジエノゲスト1mg(1日2回服用)の処方ですが、子宮に異常のない月経困難症の場合は、半量のジエノゲスト0.5mg(1日2回服用)が処方されます。

ピルとジエノゲストの違いは? 

低用量ピルは、エストロゲン(女性ホルモン)と黄体ホルモンを配合した経口避妊薬です。副効果として、月経困難症や子宮内膜症などの治療目的であれば、保険適用で処方されます。エストロゲンの副作用で血栓症のリスクがあります。
排卵を止めて子宮内膜を厚くしませんが、ジエノゲストほどは薄く保てないので、定期的に4〜7日間の休薬期間を設けて生理を起こす必要があります。
高い避妊効果がありますが100%ではなく、性病やウイルス感染予防のためにもコンドームは必要です。

ジエノゲストは黄体ホルモンだけの月経困難症・子宮内膜症治療薬(保険適用)で、血栓症になりません。
避妊効果は低用量ピルほどはないので、コンドームなどほかの避妊法を併用する必要があります。日本では経口避妊薬としては認可されていません。
月経困難症や子宮内膜症などの治療目的、また40歳以上、喫煙者など、血栓症リスクが高く低用量ピルが飲めない方に処方されます。

ピルもジエノゲストも、服用をやめれば妊娠可能

ピルもジエノゲストも排卵を止める薬ですから、服用をやめれば排卵が復活して妊娠できます。妊娠を希望しないのに無駄に排卵と生理をくり返すことで、卵巣や子宮に負担がかかり、月経困難性や子宮内膜症などの原因になると言われています。

ピルとジエノゲストはどちらがおすすめ?

ピルを飲んだことのない方がジエノゲストを飲み始めると、不正出血がみられるようです。特に子宮腺筋症だと、大量出血する場合もあるそうです。
血栓症リスクの少ない30代以下の方は、婦人科医と相談の上、まずヤーズフレックスなどの低用量ピルを3か月〜半年服用して、生理痛や出血量が減ってきたら、婦人科医と相談してジエノゲストで生理を止めるとよいと思います。
筆者は血栓症歴あり、現在40代でジエノゲスト一択です。低用量ピルを飲んでいてジエノゲストに切り替えたので、不正出血はなかったです。

ピルとジエノゲストの値段は?  健康保険はきくの?  婦人科受診料はいくらかかる?

子宮の異常、または異常なしでも月経困難症のつらい自覚症状があれば、保険診療となります。
避妊目的のピルは自費診療となります。

こちらは筆者の子宮内膜症・子宮腺筋症の保険診療費です。
医療機関によって異なりますので、目安として参考にしてください。

〈婦人科受診料〉
内診・採血検査・処方  約6000円
内診・処方  約5000円
採血検査・処方  約2000円
処方のみ  約600円 

内診は年1回、エコー、性病検査、子宮頸がん検診です。採血検査も年1回です。

〈薬局でかかる費用〉
ヤーズフレックス(ピル) 28錠  28日分  約2000円
ジエノゲスト・モチダ1mg  168錠  84日分  約4500円

ジエノゲスト(ディナゲスト)の詳しい情報ページ(持田製薬公式サイトより)

ジエノゲストはディナゲストの後発品で、成分や効果、飲み方は同じです。

〈子宮内膜症用1mg〉

〈月経困難症用0.5mg〉

生理から解放されて快適・ストレスフリーな人生を!

いかがでしたか?  生理のストレスに悩まされる面倒で無駄な時間を快適な時間に変えて、もっと人生を楽しんでいいんです。
つらい生理痛、PMS、イライラ、謎の情緒不安定や食欲増進、大量出血、モレの不安、蒸れやニオイの不快感、ナプキン・タンポンのストックの心配、全部さようなら!


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