私自身の時間
私は配偶者VISAでベルリンに滞在しているのだが、Integrationkursに通う義務がある。
Integrationkursとは...ざっくり言えばドイツでの生活に融合できるように、馴染めるようになる為のコース。ドイツ語授業600時間+オリエンテーションというドイツの歴史や経済を学ぶコースがある。
このドイツ政府が移民に受講を義務としている学校、わたし的には良い政策だな〜というか助かってるな〜と思っている。
何故なら語学学校が始まってから、”私自身”の時間がベルリンでスタートしたからだ。
学校が始まる前はベルリンでは、彼の妻な私がほぼ100%だったから、この感覚が懐かしく、幸せに思う。
自力でベルリンで友達を作ろうにも、知り合いがいなくてなかなか難しい。
仕事をしようにも彼の職業上なかなか難しい。ましてドイツ語出来ないんだから。
彼の帰りを待って買い物、家事をしていても私だけ何だかドイツに受け入れられてないように感じてた。
8月13日からこのコースにいくようになって、3週間。私の中のドイツ生活が変わり始めた。
1)知り合いそして友達ができた。
ロシア、コソボ、スロバキア、アルバニア、クロアチア、ヨルダン/アメリカ、トルコ、アゼルバイジャン、シリア、ポーランドからきたクラスメートと知り合い そして 友達になれたこと。
色んな理由でベルリンに住んでいる彼らの境遇は私とほぼ同じ。みんなドイツ語初心者。なので仲間だ!という私の中でチームみたいな、所属先のような意識が芽生えた。私自身の時間だ。
スロバキアから来たLuciaとネイルサロンにいって初めてスカルプした。(詳しくはまた別で書こうかな) 可愛くて凄い気に入ってるの〜〜
4人で授業後にカフェに行ったりもした。英語だったけど内容あんまりわかんなかったが。笑
2)ドイツ語がわかるようになってきた。
A1-1が来週で終わりそうな勢いで授業をしているので、ドイツ語検定5級レベルのドイツ語がわかるようになってきた。
具体的な時間でいうと... 9〜13時×月〜金曜なので毎週20時間授業を受けている。その内、20h×2.5週間が過ぎたので 計50hが終わったことになる。
なので例えば家具の名前とか、食べ物の名前とか、わかるようになってきたから、スーパーでの買い物のストレスも半減した。あとは単純にドイツ語へのアレルギーが減ったので堂々と生活できるようになった。
日本にいる感覚とは違うんだけど、それにすこーしだけ近づいてきた感じ。電車にいてもキョロキョロすることが少なくなったし、人の目を気にしなくなった。自分で調べて行きたい場所に行けるようになった。これも自分の時間を、あまり不自由なく使えるようになったからかなぁ〜って思う。
このコースの終わりはB1終了(3月)なので、まだまだ先は長いし、もっともっとドイツ語を話せるようになりたい。こっちでの生活も新婚生活も楽しみたい。そう思ったら、悲観的になってしまっていたベルリン引っ越し当初と比べて何だか頑張れそうな気がする。
今日で8月も終わり。
秋のベルリンはどんな雰囲気なんだろう。
楽しみ。
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