吹奏楽は最高だよ

中一から高三まで夢中になった吹奏楽。当時の自分には悩みも多いし学校も練習も嫌いだったけど、年数回の本番の演奏の瞬間の楽しさだけを糧に頑張ることができた。

大人になってから、人前で演奏するような「本番」は訪れないし、ただただ同じような毎日が過ぎてって、イベントもなく、成果もなく、表彰もされない。中学生ながら、そんな大人がかわいそうで仕方なかったけど、今私はそんな大人になっている。

それは仕方ないのだろうけど、私は中高で吹奏楽ができてよかったし、人生における財産だと思っています。何か打ち込めるものがあるという幸せ。それを喜んでくれる人がいるというミラクルのような幸せ。吹奏楽の構図自体がもう最高なんですよ。

演奏する側がまず楽しい。聞いてる人も楽しんでくれたり、感動してくれる人もいる。強豪校にいたからこその辛さ(理不尽なのもいっぱいあったけど)もあるけれど、それを凌駕する達成感と満足感。とにかく吹奏楽は最高なんです。

観客じゃなくて演者がいいって心の底から思いました。今の生活は観客ばかりになりがち。恥を忍んでnoteなんて始めたけれど、自分を表現する場とか、大人にもきっと必要ですよね。いまの私にとってそれが何かはわからないし、吹奏楽はやりたいけどできない理由ばっかり見つけてしまうので、別のことにチャレンジする時なのかもしれないです。楽しい何かが見つかるといいな。