好きノート
私の好きな本に谷川俊太郎さんの「好きノート(すきノート)」という本があります。
大人用と子供用の二部構成になっていて、子供と楽しみながら自分の「好き」について考えたり記録に残しておくことができ、おすすめです。最近ちょこちょこと子供と書いています。
大人用の序盤に「一番好きな言葉は?」という質問があり、本気で悩む私。好きな言葉をいっぱい書くんではなく、一番なんですよ。一応、ひとつだけというルールになっています。
こどもはスイスイと好きな食べ物、好きな飲み物、と進めて行くのに(絶対明日聞いたら違うこと言うよね)、大人、本気で悩みました。その結果、これだ!と思ったのが、
「自由」という言葉。子供の頃から好きだったんです。自由時間、とか、自由に使っていい、とかの言葉にある寛大な感じ。
学校で「終わった人から自由時間です」とか遠足の「2日目は自由行動です」とか、そこから私の自由好きは始まってる。逆に言うと、不自由なことがとても耐えられないのかもしれない。ちょっとでも不自由を感じるとストレスに思いやすいかな。
ただその自由ってのも中学生高校生と、大人になればなるほど自由度は実は下がっていって。自由とか言いながら正解が設けられてたりするんですよね。そうなってから、自由って言葉がすごく重いものに感じてしまうようになってた。好きノートかなかったら、自分は本来「自由」って好きだったし、のびのびと表現できていたんだなってことを思い出さなかったかもしれない。
今は自由を楽しめてるかな?自由っていう言葉の裏にある不安定さとか不確実さばかりに焦点があってしまって不安になってないかな?
もっと気楽に考えてもいい。私もみんなも。
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