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深く愛し合ってた2人

1月27日公開となった「レジェンドアンドバタフライ」
戦国時代の物語は、いろんな作品が出ているけれど「信長」と「濃姫」の繋がりを濃ゆく表現された作品になっていた。
浅い恋愛物語ではなく、心に重くのしかかるような心で繋がっている2人の恋愛映画を観ているような感覚に陥りました。

あらすじ映像はこちらから▽


出会いは最悪な2人


見栄を張ってかっこつける信長と男だからと物怖じせず歯に衣着せぬ濃姫。
2人は親同士が決めた婚約相手でしたが互いに惹かれあっていきます。
お互い頑固なので、ぎりぎりまで本音を言いませんが、窮地にたった時そっと手を差し伸べたり、心のうちを話します。心の深いところで繋がっている2人なので何度別れても戻ってきます。
最後は、悲しい結末ですがこれほど綺麗なラブストーリーはないのでは。

生きることが保証されていない世界


信長は天下をとる為に、心を失くしていきます。
表情が段違いで、同じ人とは思えないような目つきをしています。
劇中に「この戦いが終わらないと安心して眠れないのじゃ」とあるように敵のみでなく仲間の家来にも反感をかっていることを知っていたからこそ恐れながら毎日過ごしていたんだと思います。
辛いことがあったらすぐ辞められる現代では想像がつかないほど、生きるためには戦わないといけない…激しい世界ですね。

かわいいキムタク
信長を演じられた木村拓哉さん。
ドラマを観ててもカッコいい役や警察官のような役が多い印象ですが、今回の信長役は、なんだかかわいらしい印象がありました。
うつけと呼ばれ、見栄もはるも濃姫に簡単に論破される信長。戦い方が分からず会議でもぼーっとしている様子は、うつけそのものでしたね。
それを木村拓哉さんが演じられているのがよかったです。

役3時間の長編映画になっていますが、映像に迫力があってあっという間に終わってしまいました。エンドロールは映像は流れないのですが余韻に浸りながら最後の最後まで楽しめる映画となっています。



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