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限界まりんの症状解説 解離性障害編

解離性障害は現在のかかりつけメンタルクリニックで診断されているものではなく、解離性障害当事者に判断してもらった上で自己診断したものです。

かかりつけメンタルクリニックは大人の発達障害特化のクリニックのため、症状が出ているときの動画を見せても「私の専門からは外れるからわからない」とはっきり言われたので、かかりつけで診断が出ることは今後ありません。

困っていることが呼吸困難だったため、鎮静剤を処方してもらうことになりました。

解離性障害については専門のカウンセリングオフィスがあるのでそこに問い合わせをする予定です。


①解離性運動障害


特徴
・筋肉の動かし方を忘れてしまう症状。全く動けなくなることから大雑把な動きならできることまでさまざま。
・最初に膝下と体幹の運動機能がなくなりやすい。
・右手親指が1番生き残りやすい。
・脱力として現れて転倒することもある。
★失声を伴う場合、喉から口周辺の筋肉を動かすコントロールを失っているため、気道閉塞による呼吸困難を起こすことがある。
→呼吸困難が出ている場合、「舌下錠服薬指示」1人で無理そうな時は救急車(暫定)

対処法
・手足や体をマッサージする。
・関節のあるところを曲げ伸ばしする。
・「右手をグーパー」など具体的な部位と具体的な動作を指示して動かす練習。
・なかなか動かない時は「左手、せーの」などと部位と声かけを行って動かす練習をする。
・全身が動くようになるまでいろんな部位で続ける。
・水分補給ができそうになった段階で水を飲ませる。

②解離性失声


特徴
・口や喉の筋肉の動かし方を忘れてしまい、話せなくなる。
・口や喉の筋肉がコントロールできないので呼吸、水分補給なども支障が出る。
→全く舌や喉が動かせないので無理やり口に水分を入れないこと。嚥下も嘔吐もできず窒息します。
→唾液が飲み込めずに窒息することもあるので回復体位で唾液が口からこぼれ落ちるような姿勢を取らせます。
・口が開きっぱなしになったり、閉じたままになったり、極端な動きをする。
★呼吸困難になることもある。(舌下錠服薬か救急車)
・声が回復しても「話す内容を考えること」を忘れているので、声は出ても話せないことがある。(口頭コミュニケーションの自閉度が高まる)

対処法
・顔や口の周りの筋肉をほぐすようにマッサージ。
・ひたすら話しかける。
・あー、おー、など出しやすい音や声からゆっくり発声練習を始める。
→50音言えるようになるまで発声練習を続ける。
→単語のおうむ返し練習
→文章を音読する練習
→自分で考えて言葉を話す練習
・呼吸困難に関しては救急車
→そばに人がいる場合、救急車到着まで気道確保と回復体位
http://www.hokkaido.med.or.jp/firstaid/syobyo25/contents005.htm

③不完全な解離性同一性障害(多重人格)


「わたし」ではない誰かが同じ体の中にいて、急に口調や反応などが変化する。完全な解離性同一性障害ではなく、2021.2.26時点では不完全な解離性同一性障害のため、別の「人格」に交代している時も、「わたし」の意識や記憶は繋がっていて、見当識もある。意識記憶見当識も以外の心身が全て別の人格の支配下になる。

[2021.2.26観測人格]
→実際に心身の支配権を奪った人格

(1)脆弱性を担う子供が何人かいる
(何歳でどのくらいの言葉を話すのかわからないから判別は適当)
・3歳:うえーんの子
・5歳:こわいよーの子
・小学生:暴力が嫌な子
・二十歳くらい:実家を連想させる単語で発狂する人(家出の時の人)
・「死にたい」人:20歳前後?
・「ごめんなさい」の子
・人の顔色ばかり見る子

(2)反社会的ぽい人
・呼吸困難にさせる人→危険なときに手段を選ばず危険を回避しようとする
・家族が死んでると喜ぶ人(高学年〜中学生?)
・おどろおどろしい人(魔物みたい)→男っぽい→願望や要求を通すために手段を選ばない(脅迫)

(3)ぱっと見役に立つ人
・ASD全開の知識の塊の人→ロボットみたい/いろんなことを知っている/かなり多くの人の疑問を解決するために情報を提供する。
・悪いことが起きそうな時に体を強制終了させる人(運動規制、失声、昏迷)
・自他への要求が過度に高い人(二十歳くらい、能力的成功体験と人間関係喪失体験)→1番最近分離。1番よく出る。

④解離性昏迷


意識(見当識)を保ったまま、第三者からの刺激に反応しなくなる。目が開いたままのこともある。会話などは聞こえているが応答があらゆる手段を用いてもできない状態。

⑤解離症状と身体所見の関連

血圧と脈拍と血中酸素濃度

通常時
脈拍:80を超えることは滅多にない(65-75の間が多い60を切ることもまあまあある)
血圧:興奮時104/71(悪夢の後など)/日常生活時97/76/起床時84/54

・発作時、基本的に血中酸素濃度変化なし98%
・強い呼吸困難時→血圧128/96 脈拍110-120
・昏迷開始時→脈拍が急降下、90を切るとほぼ昏迷確定、80前後になると現実感覚が薄れて寝ている感覚に近づく(意識はある)。
昏迷状態が深くても呼吸が安定していれば脈拍が90程度。

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