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農業の人材確保のお手伝い

marimo HRの金口です。久々に投稿します。これまで書けなかった言い訳をしますと、新規プロジェクトを夏から始めまして、それは『農業の人材確保のお手伝い』という縁もゆかりもない事への挑戦が始まったため、パワーをほぼそれにつぎ込みました。少し形になってきましたので、これまで農家さんと触れ合った感想と体験を書いていきます。

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農業を舐めていた自分
私の妻の実家も農家なのですが、忙しいを理由に秋の稲刈りぐらいしか手伝いをせず、作物と言うのは簡単に育つものだと思っていました。農家さんの話を聞くと『土づくりに数年かかる。』と聞いて、土を作るってどういうこと?てな感じでスタートです。また、天候や気温、作物によっては堆肥や水にも影響があるため、言葉は悪いですが『馬鹿ではできない』と感じました。

自分で作物を作ってみた
百聞は一見にしかずではないですが、とにかく農家さんの気持ちになるには自分で作ってみた方が良いと感じました。ちょうど、当社には2名のロシア人がおり『ボルシチが食べたい』と言っていましたので、その材料になるビーツを家で育ててみることにしました。ネットで調べながら、まず土づくり。土の性質を変えないととても育たない事がわかり、アルカリにするために苦土石灰を買ってきて土に合わせ、その後堆肥を入れて、短いですが『土』を作りました。その後、種を植え、間引き、スプリンクラーを設置して4か月間で完成しましたが、小さい、小さい・・・・手間がかかりましたが、これは技術が必要だわ・・・と身を持って体験しました。一応、ボルシチにはなりましたが、恐らく当社のロシア人は物足りなかったと思います。

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複数の農家のお手伝い
家庭菜園でビーツを作ってみましたが、広島周辺にビーツ専門農家がある訳でもなく、実際はほうれん草だったり、オクラだったり、小松菜だったりが多く出荷されているため、当社のインドネシア人社員とともにお手伝いに行って実際の作業をやってみましたが、手でやる作業も多く、一日やればくたくたになります。このお手伝いの様子についてはインドネシア人の皆さんに見て頂くためにyoutubeにまとめております。こちらをご覧ください。

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https://www.youtube.com/watch?v=flOywEzrvc0&t=173s

深刻な人材不足
農家さんのお手伝いをする中で感じているのは、これまで携わった業界の中でも最も人材不足が深刻なことを肌身で感じます。高知県の農家さんからでる言葉は『東京のキラキラしたしごとじゃないき~』と日本人が働いてくれるのを半ば諦めており、多くは技能実習生の外国人に頼っている現状があります。私たちは新たにできた特定技能という制度で、就農したいインドネシア人と農家さんの採用のお手伝いを始めました。少ないですが自分で経験した農業の体験をもとに多少は農家さんの気持ちが分かるようになってきました。農家さんにインドネシア人を紹介していく経験談については後程、投稿したいと思います。それでは、今回はここまで。

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https://www.youtube.com/watch?v=-XkgUsEf0c0&t=3s

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