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「また一緒に仕事がしたい」と思われる仕事を。ゼロから建築に携わり、よりよいものを届ける【技術職 / 2019年中途入社】

小さい頃からものづくりに興味があったという折本 周平おりもと しゅうへいさん。2019年、建築の設計に携わりたいとの思いで、未経験から転職してきました。現在は、建築部で分譲マンションの設計監理をしています。

分譲マンションの設計監理では、社内外の多くの関係者と連携してプロジェクトを進めていく必要があります。折本さんが仕事をするうえで大切にしていることとは?マリモで働くことの魅力は?話を伺いました。

【プロフィール】
折本 周平(おりもと しゅうへい)
入社:2019年(中途入社)
所属:株式会社マリモ 技術本部 建築部 
一言:土日は友人とバーベキューやキャンプに出かけます!


ゼロから建築に携わりたい。マリモへ転職

─── まず、入社の経緯を教えてください!

折本:前職では、戸建ての新築や改修工事などの営業・現場管理を行っていました。忙しい日々を過ごすなか、30歳になったタイミングで「新しい世界に挑戦したい」と思い、転職を考えるようになったんです。

これまでの経験を活かしつつ、自分の幅を広げられる仕事を探していました。不動産の企画・開発を行うデベロッパー、もしくは大規模な土木・建築工事を請け負うゼネコン。同じ建築業界の仕事のなかでも、発注側へと立場を変えるか、より大規模のものをつくるか、どちらかがかなうような企業を探していました。

そんななか、学生時代からずっと夢だった設計の仕事に携わりたいという思いもあって、デベロッパーと設計事務所、両方の仕事を経験できるマリモに魅力を感じ、転職を決めました。

─── 設計の仕事に携わりたいという思いがあったんですね。

折本:小さい頃から、ものをつくることが好きだったんです。実は前職でも、設計の仕事を志望していました。ですが、まずは営業、その後は現場を知る必要があるということで、一生懸命に仕事に取り組んでいたんです。結局、会社の方針もあって、設計の仕事には携われずにいました。

転職したら、自分の好きな建築に関わる仕事がしたい。なかでも、人の命を守る建物をつくり、地図に残る仕事がしたい、と考えていました。

前職の仕事も、戸建ての新築や改修に携わっていたので、地図に残る仕事ではありました。しかし、物件数をこなすこと、またお客様への対応に追われ図面を読み込むことが少なく、職人任せになっていたところがありました。ゼロから建築に携わり、よりよい建築物をつくるための仕事をしてみたい、もっと深く考えたいという思いがありました。

─── なるほど。それで、デベロッパーと設計事務所の両方の機能を兼ね備えたマリモで働きたいと考えられたんですね。

「また一緒に仕事がしたい」と思われる仕事を

先輩の働きかけや自身の前向きな姿勢で会社に溶け込む

─── 現在の仕事内容を教えてください。

折本:自社設計物件の設計監理業務や、他社設計物件の品質管理業務を行っています。

入社当初は、施工図などを机に向かって一日中チェックすることなど、未経験の仕事にはなかなか慣れませんでした(笑)。

─── かなり苦労されたんですね。どのように知識を身につけていったのでしょうか?

折本:最初は先輩方の仕事に同行し、いろいろな現場を見せてもらったり、図面の見方を教えてもらったりしていました。未経験の私に、基本的なところから仕事を教えてくれましたね。

そうやって、先輩方は積極的に私にコミュニケーションを取って仕事を与えてくれたんです。仕事上で様々な人とコミュニケーションを取るようになると、あとは自然と会話が広がっていきました。だんだんと会社の人間関係の輪に溶け込むことができたのも先輩方のおかげです。

─── 入社当初から、周りのサポートがあったんですね。

折本:あのときの先輩方には本当に感謝しています。

今は、私が中途入社で入った方をサポートする立場です。自分自身が苦労した経験があるので、まずはこの会社に馴染んでもらうことを意識してコミュニケーションを取るようにしています。


相手の立場になって考え、信頼できる人間関係を築く

─── では、仕事をするうえで気をつけていることを教えてください。

折本:フィロソフィ「MARIMO WAY」のなかにも出てくる言葉で、「相手の立場になって考える」ことです。

マンションを購入してくださるお客さまはもちろんのこと、現場で建物をつくっているゼネコンや外注の設計事務所の方、社内で仕入れや販売業務を担当する方など、できる限りそれぞれの立場に立って物事を考えるようにしています。

そのうえで、設計監理者、デベロッパーの品質管理者としての立場から「相手にとってどの選択肢が最適なのか?」を考え、自分の思いを伝えます。伝えるときも、相手の立場に立って、どのような伝え方だと最も伝わるのか、受け入れてもらえるのかを意識していますね。

─── 相手の立場に立つことは大切ですが、相手の思いを気にしすぎて自分の意見が言えなくなってしまうことはないのでしょうか……。

折本:言いたいことを言える関係性、受け入れてもらえる関係性をつくっておくことも大切だと考えています。信頼してもらえる人になるということです。

最終的にお客さまに一番いいものをお届けすることが、私たちには求められているので。

─── お客さまにいいものを届けるためには、一つの建物をつくるときに携わる人たちがいいチームワーク、関係性をつくっておくことも大切だと感じました。

折本:そうですね。周りに支えられてこそ、自分自身やマリモが事業を行えているということを忘れないように常に意識しています。

デベロッパーは発注者という立場なので、どうしても、ゼネコンやメーカーの方から大切に扱われるというか……。例えば、現場に行くと席が用意されているとか、上げ膳据え膳になってしまいがち。ですが、自分が偉くなったんだと勘違いせず、行動や言葉遣いに気をつけて魅力のある人にならなければ、継続して取引してもらえなくなってしまうと思うんですよね。

多くの人たちと連携して仕事を行うデベロッパーには、人間性も求められます。

謙虚な姿勢で学びを深める

─── 「また仕事がしたい」と思ってもらえるような人になるということですね!とても素敵です。

折本:私に仕事を教えてくれた上司が、まさにそのような方なんです。

フランクな方で、誰とでも同じ目線で仕事をされているという魅力的な部分もありました。度々、「また一緒に仕事がしたいです」と社外の方に言ってもらっているのを聞いたことがあります。私自身も、そういった声をかけてもらったことがあり、一人の人として見てくれたんだと感じるというか。とても嬉しい瞬間です。

仕事のやりがいにもつながっています。マリモの一社員として、またマリモを選んでもらえるような関係をつくっていきたいと常に思いながら仕事をしています。

─── マリモで一緒に働く方の姿勢に影響を受けることも多いのでしょうか?

折本:そうですね。謙虚に学ぶことを皆さん実践されており、私も意識しています。MARIMO WAYにも「つねに謙虚であらねばならない」という言葉があるんです。

私が所属する建築部では、四半期に一度、東京、名古屋、大阪、広島の4支店のメンバーが集まって様々な物件での事例を共有する場があります。そこでは、年次に関わらず、積極的に意見交換をします。

私が生まれた頃から仕事をしているような先輩方に対して、自分の意見を述べることもありますし、その方たちも、熱心に話を聞いてフィードバックしてくれるんです。非常に刺激になっていますね。

情報共有を通して学びの場になっており、このような場を用意してくれることは非常にありがたいです。

─── 社内では、情報共有がしっかりされているんですね。

折本:ほかにも、私たちの特徴として、基本的に一物件を2人または3人で担当しています。

複数で担当することで、意見交換をしながらプロジェクトを進めることができます。また、何か困ったことがあったときや担当者に何かがあったときに、情報を共有できている人、相談できる人がもう一人いるというだけで、かなり心強いですよね。


自分の幅を広げていきたい

新しい刺激を受けられることがこの仕事の魅力

─── これからやっていきたいことを教えてください!

折本:新しいことにチャレンジしていきたいです。

マリモはイオンモールさんと資本業務提携をするなど、私たちの事業でどう地域を盛り上げていくのか、会社としても模索をしています。そのなかでは、多角的な視点や様々な知識を使って複合的なことにチャレンジしていく必要がでてくると思うんです。

新しいことへのチャレンジは自分の幅を広げることにもつながると思うので、機会があればぜひ取り組んでみたいと考えています。一技術者として、より幅広い知識が得られるような経験をしていきたいですね。

─── なるほど、新しい刺激を受けて自分の幅を広げていきたいと考えられているんですね。 

折本:この仕事のおもしろいところは、常に新しい刺激が得られることです。

関わる建物のなかに、同じものは絶対にありません。関わる人も違いますし、環境も違う。この違いがおもしろさを生み出します。建物といえども、人がつくりだすものです。人とのつながりを、楽しみ、大切にしていきたいですね。

私は現在、大阪から熊本くらいまでの地域を管轄しています。地域柄というのがあって、人の考え方の違いや暮らしの違いなど、まだまだ新しい発見があっておもしろいです。こういったおもしろさを、新しく入ってきた方にも伝えていきたいと思っています。 


自分次第でどんなことにも挑戦していける環境

─── どんな人と一緒に働きたいですか?

折本:素直な方や、周りを大切にしてくれる方と会社を盛り上げていきたいですね。

私自身、未経験でしたが、自分次第で様々なことに挑戦できる環境があります。まずは謙虚に学んで、真似て、自分から手をあげてチャレンジしていってみてください。

編集後記
「入社当初はなかなか馴染めなくて……」と顔を曇らせていた折本さんでしたが、今ではそれをまったく感じさせないほどで、かなり仕事を楽しんでいるようです。「また一緒に仕事がしたい」と思わせるプロとしての心意気を、私も真似て仕事をしたいと感じました。


*趣味のバーベキューを楽しむ折本さん


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