マガジンのカバー画像

30daysblog

30
2020/10/05- リトルヘルプのみささんに触発されて、30日ブログチャレンジ開始。ついに日本に本帰国?!年女、(残念ながらこの地で)5回目の誕生日。イギリス生活最後(と思わ…
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

イギリスの美的感覚 - No Braも有り〼 #23

イギリスの服は、日本に比べて大胆な柄とかビビッドな色が多い気がする。そして特筆すべき特徴として、”シャープでかっこいい””セクシー”というのが、”可愛い”よりも優先されているように思う。日本で流行ってたワイドパンツやフワッとシルエットも、ロンドンで売ってないわけでもないけど、日本的な”ゆるふわ可愛い”シルエットを着ている人に遭遇したことはあまりない。 私は、タイトなシルエットと鮮やかな色が好きなので、まあ好みはイギリスよりなのかもしれない。 イギリスにいる女性の服装でいつ

Boundary (境界)と携帯電話 #24

最近、難民支援NPO用のスマホ(私専用)をゲットした。オフィスが空いていた時は、オフィスの電話があるから、自分の携帯から難民のメンバーに電話をかける必要は一切なかったのだが、在宅になってからは、自分の携帯から非通知で電話をかけていた。なぜ非通知かと言うと、「難民メンバーにスタッフのプライベートな情報は決して渡さない」という原則があるからだ。我々は第二の家族のような関係ではあるけれど、アクティビティ以外では外で会ったりはしないし、勤務時間以外に電話をかけたりもしないし、スタッフ

人との付き合い方 #25

スーパー知り合いが多い、というわけでもないが、多分そこそこ知り合い/友達はいると思う。会社を辞めようと思い始めたあたりから、自分の行動範囲は少しずつ少しずつ広げてきたから。結局1回会ったきりって人も相当数いただろう。一方で、数年に一度しか会わなかったりするのに、なんだかすごい気になったり、どこかで繋がったりって人もいる。 ずっと一緒にいたのに、人生のステージが変わって自然と離れて行った人もいたり。 10代の頃とか若かりし頃は、友達には私をわかってほしい!!みたいな気持ちが

学習不可な”人間力”に頼りすぎない仕組み #26

うちのNPOでは、Feeling meetingという名のミーティングが月に一度ある。コロナのちょっと前くらいから始まったものだが、決まった型はなく、ただただみんながその場にいて、自分の気持ちなど、言いたいことを話すだけの1時間である。コロナ・ロックダウンで在宅になり早7ヶ月、雑談等の余白もなく、皆がオンラインに疲れているのを察したダイレクターが、会議やメールでアイデアを募ったところ、Feeling meetingの重要性が再確認され、あとはみんなでリラックスできる動画やサイ

コグマのじいさんの生態 #20

30日ブログ、やっと2/3まできた・・・ちょっと疲れたので、コグマの話題をば。 コグマは今現在、スコットランドにいる。2泊3日のゴルフ旅行である。帰国内命が出るかと思っていた頃は「卒業旅行です」と言っていたが、帰国する見通しがなくなった今は「視察旅行です。現地のコロナの状況を見る必要があります」(じいさんは、会社のコロナ担当でもある)と全く解せない言い訳をして、いそいそとでかけて言った。なんと、月曜日は有給をとるそうだ。「仕事しなくてゴルフの聖地・イギリスに住めたら最高です

非王道型キャリア - 30代後半での挑戦 #22

来春から働くとなると、日本での就労は5年ぶりである。4年弱のブランクは想定していたが、5年とは思っていなかった。よくキャリアの王道は20代でがむしゃらに働いて型を身につけて、30代で広げてうんぬん、みたいなことを聞く気がするが、私はそもそも働き始めるのも遅かった割に、30代前半の働き盛りに退職し、妊娠出産育児という大仕事をするわけでもない長い人生の夏休みに突入したあげく、セクター を変えて0からのスタートという、巷で言われているキャリア形成の王道からは外れまくったパターンであ

プチネトウヨと左翼ババアの結婚 #21

もう今日も頭回らず、昨日の続きのようなコグマのじいさんの話題。 コグマのじいさんと私は、結婚当初、どう考えても、政治思想や思考の方向性は真逆だった。コグマは経済学部出身で数字とゲームは大好きだが、あまり勉強せずギリギリ卒業し(パチンコと居酒屋のバイトの日々)、私が専攻していた社会学なんてものに触れたことは一度もなかった。私は社会学というマイナーなものを大学と大学院で専攻しており、”社会の常識を疑う”みたいなことをずっとやってきていた。社会の弱者に目を向けるような政党を大事に

繋がりに癒される日- Lean on me #19

今朝の夢は割とはっきりと覚えている。大きなゴミを捨てる夢だった。夢占いサイトによると(私は夢をよく見るし、寝言も相当言うのでブックマーク)、ゴミを捨てるとは「心機一転。再スタートしようとしている。問題解消。運気好転」ということらしい。 朝一でダイレクターとのスーパービジョンだった。私の今後の計画の話と、最近の仕事について、私が今思っていることを色々正直に話す。先週金曜日、サプライズで私のバースデーソングをミーティングで歌ってもらった時、帰国内命がなくてすごいがっかりしていた

コミュニティー:人の生を支えるもの #16

ロックダウン以後の新しいタスクの1つは、「難民のメンバーに定期的に電話をかける」というものだ。ロックダウンのために、オフィスやガーデンで皆と会えなくなってしまったが、代替として2週間に一度のzoom上のコミュニティギャザリングやその他のオンラインアクティビティはある。そして、難民申請やセラピーや諸々の生活のサポートのための「特定の目的」を持った電話をケースワーカーやセラピストがかけることはあるけれど、スタッフも忙しいから、なかなか雑談ができない。ロックダウン前に週2で皆でご飯

だんだん自分になる #17

小さい頃は、「賢くて、優しくて、美しい女の子」的なものになりたかった。その漠然とした理想のイメージは、灰谷健次郎の「少女の器」の「紡」(つむぎ)だろうか(私も記憶が定かでないし、読んだことがある人がいるだろうか・・)。”両親は離婚したが、未だに恋愛関係のもめごとが絶えない母親に対して、大人顔負けの鋭い批評を口にする紡は、その裏に繊細な心と感受性を秘めている”、という設定なのだが、その”大人びた賢さ”と人の痛みを繊細に感じ取れる感受性と優しさに憧れた。そして、私の中の彼女のイメ

叶姉妹以外にも使える”ゴージャス” #18

イギリスに来る前は、ゴージャス(Gorgeous)という単語は叶姉妹のような人や華美でラグジュアリーな何かにだけ使うものとばかり思っていた。 しかし、イギリス人は天気にもゴージャスを使うし、何より私が驚いたのは赤ちゃんにもゴージャスを使うことである。青空で、空気が澄んでいる気持ちの良い朝などは、みんなThe weather is so gorgeous!だなんて言っていて、まあ曇りがちでじめっとしたイギリスで、青空ってだけで素晴らしいからゴージャスを使う気持ちは理解できる。

反人種差別ミーティング #15

ロックダウンの最中に全世界的に沸き起こったBlack Lives Matter運動は、イギリスに爪痕を残し、ピークはすぎたものの今でもBBCやメディアは必ず人種差別の問題をどこかで取り上げている。 難民支援NPOの新しい理事が、団体内でも反人種差別のアクションを起こすべきだと考えていて、そのリード役を買ってでていると聞いたのは数週間前だ。金曜日の難民メンバーとのzoom上の集まりで、その新しい試みについて発表され、興味があるメンバーがその会議に参加することになった。私も、自

ジム・ロジャーズの警告- 日本の未来を憂う #14

ちょっと前の朝日新聞に、”ジム・ロジャーズ、最後の警告「菅政権で日本は衰退。国民は苦しむ」”というタイトルの記事が出ていた。 「菅首相は安倍路線の継承を訴えている。これでは、日本の衰退は必然である。やるべきことはわかっている。大胆に歳出削減をする、移民を積極的に受け入れる。しかし、日本が変わることはないだろう。 残念ながら、このままいけば日本は100年後にはなくなってしまうかもしれない。(略) であるならば、結論は1つだ。日本の若者よ、日本の外に飛び出しなさい。中国でも韓国

どうやって歳をとるか- Get Wild 聴きながら#7

Twitterで先日”Get Wild 退勤”というものを見かけてから(退勤する時にドアを開けると同時に、TM NETWORKの名曲「Get Wild」を聴くというもの)、Get Wildブームが私にやってきて朝の筋トレ時にかけるようになった。それで3年前、5年前のTM NETWORKのライブ映像をみて、かっこいいーと思った。宇都宮隆はこのライブ時、57歳・59歳(今現在62歳らしいから)。私の前職だと、50歳超えると出向するから、職場にいる部長とかはせいぜい50歳で、それ以