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ニューヨークのクレイジーな人

ニューヨークでイチから生活を築く事は、不安と楽しみが入り混じっていました。

いつも、何かあった場合にとバックアッププランなどを考えていたりしました。

最初、日本から仮住まいの宿泊施設を3週間予約してそこから、1年滞在する部屋を探しにあたりました。

結果、1年の滞在で5箇所住まいを転々としました。

ニューヨークで部屋を探すのはとても困難なのです。

まず、一人でお部屋を借りるだけの財力もないので、

大体の学生や社会人でもアパートをシェアします。

家賃だけでも、最初の家は1ヶ月$750しました。

それを一人で借りるというとおそらく$2,000はします。

それは、マンハッタンでなく隣のクイーンズでさえこの値段です!

本当に、ニューヨークのレントって高いですよね、、、。

最初の家は日本の不動産屋を通して決めた家なのですが、

そのオーナーがNuts!(頭がイかれた)でした。

最初はよかったのですが、段々と豹変してきたのです。

恐らく、私の生活習慣がとても気に食わなかったのでしょう。

鍋を使わせてもらってたのですが、

鍋を直接部屋に持ち込み食べるのはNGだったり、

バスルームが占領されていたので、歯磨きができなかったため、キッチンのシンクで歯磨きをしたら、鬼の形相でふざけるな!!と叫び、蛇口から水が溢れんばかり5分以上流し続けていました。

私も悪いのですがそういう事が積み重なり、

ついにはとんでもない行動をされました。

洗濯ってニューヨークでは、ランドリーでするのが一般です。

私は服が縮むのが嫌でお気に入りの服は洗濯して乾燥機にかけずに

部屋干しをするのですが、

それがオーナーにバレまして。

そのことでお怒りになり、水が垂れるでしょうが!!!!っと。

でも、ちゃんと脱水しているし水が滴る事はありません。それを説明しても、もう無理なんです。。

そして、それから毎週洗濯に行くとオーナーがリビングで待ってまして、

『洗濯行ってきたのよね?ちゃんと乾燥機かけたでしょうね?』

っと私の洗濯物下着も全て触ってチェックし始めました。

そして、濡れている洗濯物を見つけると『これはちゃんと乾燥機にかけてきなさい!!!!』っと寒い雪が降る中、ランドリーにまた行かなくてはいけないのです。

こんな、クレージーなことある?っと思うけど本当にあるんです。

ニューヨークでは日本では考えられない考え方を持つ人がいて、

今までにはない体験に遭遇することがあります。

私はたった一年でしたが、とんでもないクレージー達に出会いました。

このオーナーもその一人。

今となれば笑い話の思い出ですが、当時は涙したり悔しい思いをしたり辛かったです。

そんな事も日常的にあるのがニューヨークです。

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