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Mellowing Coke日誌 平等の順番待ち。

Mellowing Coke更新~。
今週は私の同僚・みくさんをゲストに迎えてお送りしています。
その前編!

前編の話は・・・
・ジェンダーに自ずと囚われてしまっている
・そもそもジェンダー平等を解決する方が先?
・みくさんの前職だったNPO法人「ハナラボ」について

みくさんの他者へのリスペクトや優しさが
溢れてるおしゃべりにとっても癒されました。

今の職場で働く前は、女子学生のキャリア支援やリーダシップ育成を行っているNPOで働いてたというみくさん。
そこで働くきっかけとなったのは、自ずとジェンダーに囚われてしまって
いる現状があるなと思ったからだそうです。
特に女性の場合は男性に比べて、「女性だから・・・」といって躊躇してしまってることは多いじゃないかと。
確かに先週ゲストだったあすかさんの話を聞いても、女性がキャリアアップを図ろうと思ったら、すごく「自己肯定感」が大事になってくるなって思ったんですよね。
それが「女性だから・・・」とつながってるような気がする。
躊躇してしまう要因っていうのは、家族だったり、社会が求める「女性像」だったり、そもそも男性が求める「女性像」だったりがあって、なにかと「女性」を意識させられることが多いのかなぁ・・・
私の場合、親からの「女の子だから・・・こうしなさい」みたいなのはなかったけど、大学生の時は女子大に通ってたせいか「女子大っぽくない」とか「活発すぎてもあかんで」なんて男友達に言われたな・・・
今思えばShut upって感じだけど、当時は「自分らしくありたい」と思う一方ですごく「女の子っぽい」ってことに執着してたと思う。
しかし、理系のフィールドも女性がいないわけでもないけど、
男女比は圧倒的男性多しだったりもするね。
それって過去にも話してるような「内面化された家父長制」も多少なり影響してるんやろうか・・・
女性はやっぱり、勉強よりも家事してたらええねん的な。
あとまわりの話をちらっと聞くと、理系に進んでも女子は看護系に進んだりもしてるっぽい。
それもつまり、看護師=女子が多いってことなんだろうなぁ
私は放送でも話している通り、新卒で入った会社が男女比9:1だったわけですが、その1割にも女性のエンジニアの方もいてめちゃくちゃかっこよくて、わーってなってました。

そんな感じで、「女子だけの環境」や「女子」前提で話を進めていたのですが、途中でみくさんが自身が「トランスジェンダー」であることを話してくれます。同僚なのに知らなかったのかー!ってなりますが、私の中では「みくさんはみくさん」だったので、そこのところ考えてなかったなーって感じではあります。。。
だけど、みくさんが言ってた「セクシャルマイノリティの権利を主張をする前にまずはジェンダーギャップを埋める方が先」と言うように、本当にまだまだ「ジェンダー平等」遠いこのジャパン・・・先日の副大臣・政務官に女性起用なし、入閣した女性たちには「女性ならではの共感・・・」なんかもいったりと・・・ほんと嫌になっちゃうね。
そして本来、社会には様々な立場の人々がいることが当たり前であるのに、「ジェンダー平等」実現が先となっているように「平等」の順番待ちが起きてるなって。私は女性であるけれど、確かに「女性だから」でモヤっとすることもあるけど、肝心の優位であろう男性さえ、この社会で生きにくいと感じる部分がある。そうなってくると、男性が自らの「生きずらさ」を自覚や解消しない限り、女性の「生きずらさ」も解消されんし、そうなってくるとセクシャルマイノリティや障がい者はどうなってくるんよ・・・って個人がいきいきする社会はくる?って遠い目に・・・・

NPOハナラボさんの活動内容もとても素敵で、学生時代に大学やバイトとかでない場所で「楽しい!」と思いながら自分の能力を伸ばしたり、自分と向き合うのって本当に良き経験だと思うんですよね。
みくさんがNPOで交流のあった女子学生が社会人になって社内でコミュニケーションしずらいって話をみくさんにしたってエピソードが放送後半部分にありましたが、実際社会出てみてのギャップを感じてもそのギャップをシェアできる場所(ハナラボやみくさん)があるのもいいなと聞いていて思いました。

後編は今週木曜日に配信します!
次のエピソードでは3人で「個人がいきいきと活躍できる社会って?」
というテーマで話してみました。

順番待ちなんかしないで、ほんと「自分」が「自分」でいられる社会だよ!


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