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マレーシアで4回目の引っ越し④新築物件は個人的にはやめたほうがいいと思う理由

マレーシアでの引っ越し物件探しについて書かせていただいていますが、私が物件を探す上で一番重視したこと、
それは、

新築物件(物件への初めての入居者)ではないこと

です。

日本だと「新築物件」と言われると、良いイメージが先行するかもしれません。マレーシアでも私も最初はそうでしたが、現地で新築もしくは初めての入居者となった会社の同僚や友人たちの話を聞いて、新築は避けるようになりました。

マレーシアの新築物件、確かに日本と同じようにキレイです。
最新の家電が揃っていたり、部屋の間取りや造りもモダンだったり、家具も新品、見た目はとても素敵に見えます。

ですが、ここはマレーシア…
新築もしくは初めての入居者となる場合、
その物件で何が起こるか分からないのが通説です。

新築の場合、まず気になるのは水回り
排水がきちんと配管されていないことがあったり、水漏れ雨漏りの心配もあります。下水の悪臭がしないかも注意が必要です。

そして、どんな人たちが周りに住んでいるかも重要。
新築やこれから入居者が集まる物件の場合、周囲の住人たちの様子も分からない状況なので、騒音に悩まされる可能性もあります。

特に、周りの物件がAirbnbでホテルのように貸し出される場合、人の出入りも多くなるので少し治安も心配です。
(家の周りがAirbnbだと旅行者の方々は基本テンションが高いので夜中に帰ってきたり、ベランダで騒いだりしがち…
私の友人も上の階のベランダから旅行者の吐しゃ物が落ちていて掃除が大変だったと言っていました。)

また、新築であっても家具や家電の「壊れた」はマレーシアあるある。
別のnote記事でも書きましたが、ここでエージェントやオーナーによって全然対応も違うので、物件もそうですが仲介者選びも気をつけなければなりません。

実際に私の周りで聞いた話では
・新築なのにロビーの雨で天井が崩落した
(マレーシアの突貫工事あるある、地震がほぼ無い国なので建物の骨組みなどは細いです)
・建物が建って以来入居者がいない物件に入居したら虫が大量発生した、水道管が劣化していて水が汚い
など
あとは退去時も「新築」であったことを理由に不良箇所の修繕費がかさむ場合もありますね。

そんなこんなで物件を調べていた結果、
運良くまだ住人が住んでいて、2週間後に引っ越しをする物件を見に行くことができました。

実際に住んでいる人の声を色々と聞いて決められたのは、今回は本当に幸運なことです。

次回のnoteではいよいよ実際に内覧に行った際に聞いたこと、確認したことを書かせていただきますね。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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