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とんちで頭を柔らかく:2022年1月9日(とんちの日)

とんちは漢字で「頓知」と書いて、その場に応じて即座に出る知恵を意味します。
頓智というと一休さんの「屏風の虎」や「はしを渡る」話を思い出す方も多いのではないでしょうか。

「屏風の虎」の話では、屏風の中に描かれた虎を退治してくれと頼まれた一休さんは、虎を縛り上げるために準備をします。
そして、虎退治を頼んだ将軍へ「自分が虎をつかまえるから、将軍様が屏風の中の虎を追い出してください」と依頼し、その頓智に殿様が感心するという筋書きです。
このときに将軍様は「屏風の虎は追い出せない」と答えたところ、一休さんは「虎が出てこないなら安心しました」と答えたそうです。
確かに出てこない虎なら危険はないので捕まえる必要はないですね。

また、「はしを渡る」話では、「このはし渡るべからず」と立て看板がされている橋を一休さんは堂々と渡ります。
立て看板があるのに橋を渡った一休さんは「端は通らず、橋の真ん中を渡りました」という理由を述べたました。これも有名な一休さんの頓智です。

1月9日はそんな「一休さん」にちなんで「いっ(1)きゅう(9)」(一休)と読む語呂合わせから、とんちの日とされています。

とんちのことを調べていると童話のとんち話を集めたサイトを見つけました。

私は仕事柄プロセスなどを型にはまった考えをすることも多いので、こうした童話のとんち話は良い刺激になりそうです。

とんち話を読んでいると、日ごろの仕事などでカチカチに固まった頭が少し柔らかくなりそうですね。
新たな可能性や解決法なども見出すことができるかもしれません。

3連休の中日、今日は家でとんち話も含めてゆっくりと読書をしながら過ごしたいと思います。

本日もお読みくださりありがとうございます。

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