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子どものころエスカレーターに乗れなかったこと:2022年3月8日(エスカレーターの日)

私は小学4年生まで1人でエスカレーターに乗れませんでした。
正確に言うと小学校に上がる前に乗れなくなったのです。

乗れなくなったのにはやっぱり理由があって、エスカレーターからの転落でした。
隣町のデパートに祖母と父、妹の4人で遊びに行ったときのこと、はしゃいで父の後をついていっていた私はエスカレーターで手すりにぶらさがったりして遊んでいたところ転落。
後ろに乗っていた祖母を巻き添えにして下まで落ちてしまいました。

幸いにも私は擦り傷ですみ、祖母も頭は打たずに腰を打っただけだったので大事には至りませんでしたが、その時の恐怖が身体にしみついて、それから私はエスカレーターには乗れなくなったのです。

デパートに行ってもいつも1人だけ階段を探して上っていたので、すっかりデパートの中などで館内の地図を見ることは得意になりました。

乗れるようになったときは、もう忘れてしまったのですが確か言葉が達者になった妹から私がエスカレーターに乗れないことをおかしいと言われたことがきっかけだったと思います。
我ながら単純で負けず嫌いな子供だったのだな、と笑い話です。

3月8日は1914年に開催された大正博覧会で日本で初めてのエスカレーターが設置されたことを記念してエスカレーターの日とされています。

今では当たり前に乗ることができるようになったエスカレーターですが、そういえば子どもの頃は乗れなかったなぁということを思い出しながら、今も乗れなかったらきっと苦労しただろうなと思います。

特に東京で働いて暮らしていた頃は地下鉄に乗るときには本当に長いエスカレーターに乗っていました。

移動手段で便利なエスカレーター、大人になっても歩きスマホなどはしないよう事故には気を付けながら乗ろうと思います。

本日もお読みくださりありがとうございます。

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