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相手のその行動、受け容れられますか?

先週末、第3回目の、
対話の技術を学ぶ読書会に参加しました。
だんだん面白いところに入ってまいりました〜


1章の気づき
対話の技術を深く学ぶ面白さ
自分の感情を理解できなくなってしまった理由

2章の気づき
コミュニケーションの悩みが少し軽くなった話

今日は、この続きです♪

今後の人間関係の中で、
このゴードンメソッドは、ぜひ習得して
活かしていきたいな〜と、思うほど面白く、
皆さんにも共有したいので、今回も記事にしていきます。

ゴードンメソッドの基本の基本で
とても大切な考え方があるのですが
それが、
「行動の四角形」というフレームです。
(本より抜粋↓)

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前回の読書会では、
この行動の四角形の役割について、
勉強しました。


まず、なぜ行動の四角形を使うか?

それは、四角形のうち
どこの領域に分類されたかによって、

相手に対する、
適切なコミュニケーションの仕方が
変わるからです。


では、どうやって、このフレームを使うのか?

例えば話ですが、
こんな状況を事例にしてみましょう。

「一緒に暮らしているパートナーが、
 ご飯を食べたお皿を出しっぱなしにして
 片付けようとしない。」

という出来事が、

目の前にあったとしましょう。

それに対して、
この3つの四角形のうち、どこに分類するか?

と考えるのです。

まずはじめには
この出来事を、「自分」が

①受容できる(特に何も感じない)か
②受容できない(イライラする、直して欲しい)か

という問いを考えてみます。

受容できる=「受容領域」
受容できない=「非受容領域」

に分類します。


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次に、受容領域に分けられた場合は、
さらにもう二分割します。

それは、
・相手が、何か困っているか?
(相手が問題を持っている場合)

・相手が、困っていないか?

という分け方です。

相手が困っている、というケースとしては
例えば、今回、お皿を片付けていないパートナーは、

これまで半年間、一緒に生活してきたが、
お皿を片付けない日はない、
そんな超きっちりした人だった。

なのに、
なぜか今日、はじめて片付けていない。

そんなケースだったとしたら、
彼が何か困っていることがあるのかもしれない?

ということとかですね。

一方、相手も何も困っていることがない、
というケースは、
自分も受容できてて気にならないわけなので
双方困っていない状態。

ということになり、
真ん中の「問題なし」領域に分けられます。


これのとても面白いことは、
同じ行動であっても、

「自分の状態(タイミング)」によっても、
「それをした相手」によっても、

分類が、変わってくることです。


めちゃめちゃ忙しく、テンパってる、月曜の朝と、
余裕があって、お天気も良く、気分もいい土曜のお昼では、

同じ「パートナーがお皿を片付けていない」
という状況でも、自分の捉え方は違います。

前者は、受け容れられない(非受容領域)
後者は、特に気にならない。(受容領域)

ということになるかもしれません。

また、
パートナーが片付けない
ということに対しては、

許せない!!

となるかもしれませんが、

久しぶりに家に招いた、
大切なお客様
だったら?

お皿をそのままにしてる、
ということも、
ある意味気遣いの一種。
と、捉えることもあるかもしれません。

だからすごく大切なのは、
行動の四角形は、

「その人の、その時の、その行動」ごとに1個作り、
分類していく必要があるのです。


ゴードンメソッドでは、
この分類がめちゃくちゃ大事なステップなので、
今日はここの解説まで。

分類した後にどうしていくか?

というのは次の勉強会が終わった後に
また記事にします。

最後に、気づきを書いて終わりにしますね。


①問題所有の原則

なぜ、ゴードン先生はこのような分類を
しましょうね。
というかというと、

自分の問題(困りごと)なのか、
相手の問題(困りごと)なのか、
明確にするためなのです。

困りごとを解決するのは、
その問題を持つ、本人がすべきことである


という「問題所有の原則」が基本の考え方で、
相手の困りごとなのに、その問題を取り上げるのは
その人の人生の宿題を取り上げるようなものだ。

ということです。


②この人の全部が苦手、という思い込み

誰しも、「あーこの人苦手だなぁ。」
っていう人がいるかと思います。

一度そう思ってしまうと、
その人の、あらゆる行動が嫌なんだよな、
ということはよくあります。

自分がその苦手な人に貼っているレッテルにより、
その人を見るレンズが、もう歪んでいるからです。

すると、ふみちゃん先生が、
こうアドバイスしてくれました。

この「行動の四角形」に、
苦手な人の、いろんな行動を分類すると
全てが全て、「非受容領域」に入ることにはならないはず。
「受容領域」に入ることを、あげてみるといいかも。

ということです。
確かにそうですよね。

相手が同じでも、自分の状況によって受け入れられることも違うので、
あっ、意外といいところもあるじゃない。
と思う部分が見つかるかも??
これは、実践してみよう!と思いました。

また次回が待ち遠しいです!
このnoteを読んでくださっている皆様とも、
一緒に学べたら嬉しいです!


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