「道は近くにあり」(大川隆法「心の指針」より)
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の累計3500回の法話、3100冊以上の著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「上げてみて、下げてみて」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心がじんわり温かくなる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。
「道は近くにあり」
何をそんなに探し求めているのか。
道は近くにあるのに、
なぜ、かえって、
道は遠くにあると思うのか。
人はたいてい、
目標がとても遠くにあって、
努力しても、努力しても、
あがいても、あがいても、
もがいても、もがいても、
とうてい手が届かない、
「永遠の理想」のように、
幻想を持ってしまう。
だが、考えてもみよ。
所詮、人間界の目標であり、
理想である。
屋根の上に登って、
夜空の満月を、
その両手で握もうとしているのとは違うのだ。
道は近くにあり。
今、目の前にある、
小さな努力を軽視するな。
毎日少しずつ、
小さな知識を学び続けているか。
人間関係の調和にも、
毎日の小さな心の調整をしているか。
遠くの理想を、
簡単に実現してみせることが天才ではない。
下手でもいい。
のろまでもいい。
天狗になるよりは、
小さな日々の改善につとめよ。
(大川隆法 『心の指針』222「道は近くにあり」)
〈感想・気づき〉
人はなぜか、自分の掲げた目標が、遥か遠く、手の届かない目標に感じてしまうことがあります。
努力しても、努力しても、その目標にたどり着くことができず、時に涙することもあるでしょう。
そんな時に思う出してほしいのは、その目標だって、必ずこの世で成し遂げられるような目標であるといこと。
「所詮、人間界の目標」と一蹴されてしまうと、「そうですか……」と引き下がる感じになってしまいますが(笑)、
要は、絶対に触れることができず、手が届かないような目標を立てているわけではない、ということです。
途方もない彼方先ではなく、道は思ったよりも、近くに開けていることが多いです。
ゴールが遠いことを嘆く暇があれば、今、目の前にある小さな努力を怠らずに積み上げること。
毎日少しずつでも、小さな知識を学び続けること。
日々の細やかな人間関係の調整に、心を割くこと。
一見、小さなことと思える日々の積み重ねの延長線上に、理想の実現があるということを忘れないようにしていきたいものです。
どんなに足が遅くとも、天狗になってすぐに慢心してしまうよりは、淡々と一歩を進める方が良いでしょう。
静かに淡々と進む者が、最後に遠くまで行く。
そのことも心に留め、今日の一歩を進めてまいりたいと思います。
道が遠い、と嘆いている皆さん。
ゆっくりでも良いので、歩みを止めず、共にまいりましょう。
最後までご覧くださり、誠にありがとうございました!
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