「自己信頼」(大川隆法「心の指針」より)
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「自己信頼」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心がじんわり温かくなる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。
「自己信頼」
あなたは、
何を急いでいるのか。
急いで、
いったい、
どこへ行こうとしているのか。
あなたの心は、
焦りと、
プレッシャーと、
心配、
不安、
罪の意識で一杯だ。
しかし、あなたは、
自分自身の精力を浪費している。
自分自身を、
心底、信じてさえいない。
せかせかと、
忙しそうに見せることで、
自己弁護してはならない。
また、
自分を、ごまかしてもならない。
静かな心で、
物事を、じっくりと見つめよ。
大切なことは、
自己信頼だ。
深き河は、
ゆったりと流れるのだ。
〈感想・気づき〉
焦り心は禁物。
何度も口酸っぱく言われているのにも関わらず、どうしても結果を求めて焦ってしまうのが人間というものです。
焦ったところで、良いことは何一つないのに、私たちは一体何に追いかけられているのでしょう?
試験に向けた締め切りでしょうか?
プレゼンに向けた準備でしょうか?
子供の発表会でしょうか?
よく考えれば、長い人生の大河のなかでは、ほんの一瞬のことに過ぎないその時のために、私たちは焦燥感に駆られ、我を失うことがあります。
そして、焦れば焦るほど、自分を追い込めば追い込むほど、良い結果からは遠ざかっている気がして、プレッシャーで心が押し潰されそうになります。
そんな時に大切なのが、「自己信頼」です。
あなたはあなたという存在であるだけでいいんです。
急な締め切りやプレッシャーに飲み込まれて、焦りと罪の意識に苛まれる必要なんて、まったくもってないんです。
今までの人生、一生懸命頑張ってきた蓄積を信じてあげれば良いんです。
自分が自分を信じてあげなくて、一体誰があなたを信じるというのでしょうか?
自分自身もまた、神仏から存在を許され、愛されている存在。
焦りやプレッシャーなどで押しつぶされるほど弱くはない。
自分という唯一無二の存在は、たかが人生の1シーンで、得体の知れない不安に脅かされるような心境に追い込まれる必要はない。
このように、自分自身に強く言い聞かせる必要があります。
また、せかせかと忙しそうに振舞っているのは自己弁護、という指摘もドキッとしますよね。
「忙しい忙しい!」と言って周りを寄せ付けない方というのは、「忙しい」を言い訳に、自分が傷つかないように守っているのかもしれません。
また、せわしなさや忙しさにかまけて、自分の本当の気持ちと静かに対面することを避けている、という可能性も考えられます。
自分の気持ちと静かに対面することを避けてしまうと、ただただ忙しく進んでいる時とは危険なものです。
ある日、ちょっとした失敗をきっかけに、ポキッと心が折れたような燃え尽き症候群に陥ってしまう方もいますから、注意が必要です。
そして、自分の心が、過度なプレッシャーや焦りから解放される時、そこに流れているのは、ただ穏やかな時間の大河なのだと思います。
逆をいえば、プレッシャーや緊張がやってくる事態のときこそ、
「人生長いから、ゆっくりと構えていこう!」
と、泰然とした気分で臨めると、案外いい結果が出たりするかもしれませんよ。
もしも今、短期的な目先のゴールに追われている方がいらっしゃいましたら、あえてゆっくりとした人生の時間の流れを感じてみてください。
そして、今まで生きてきた自分の蓄積を、もっと信じてあげてください。
今のあなたの実力を、ありのままに生かすのみ。
焦りやプレッシャーに押し潰されてしまうなら、そこまでの器だったと割り切るしかないんです。
そうならないためにも、普段から、悠然とした大河のような自分の器を作っていくのはいががでしょうか。
備えあれば憂いなし!
自己信頼できる自分の器を育てていきましょう。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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