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あの頃は勉強しなかったなぁ

ごきげんママ♡は多くの人と同じように勉強がそんなに好きではありませんでした。大人になってから一番勉強したのは宅建を取った時でしょうか。

末っ子の小学校の入学式の帰りに学校の近くで見かけた不動産屋さんの事務員募集の貼り紙をみて即応募。社長と店長と私の職場で念願の再就職が叶いました。最低賃金でしたが週3日でお昼休みも家に帰られるので主婦としてはありがたいことでした。仕事は近所の賃貸住宅や駐車場の管理でしたので気楽なもの。

2年くらい経つとその生活にも慣れて宅建でも受けてみようと決心。受かったらゴルフセットを買ってくれるとごきげんパパ♡も応援してくれるので俄然やる気が湧きました。確か5月くらいのこと。それから土曜日ごとにTACの講習に通いました。

予習して授業に臨んで過去問3周、歩いて移動する時はイヤホンでCDの宅建講座をきいていました。子どもが起きている間は家では勉強しないことに決めていたので限られた時間で勝負!10月になる頃には知識が体中に満ち溢れて一言話すとこぼれ落ちそう。学校を卒業してから真面目に勉強するのははじめてでとても新鮮でした。学ぶってこんなに楽しいのか。

思い返せば新入社員の頃、新人研修の他に5年目研修10年目研修と続くのを知った時は衝撃でした。やっと勉強から解放されたとおもったのに、と。出産を機に退職しましたが今から思うとなんともおめでたい若者ですね。後日、指導してくれた先輩に謝りました。

さすがにそれだけやると宅建は一発合格。晴れてゴルフセットを手に入れて私のゴルフ人生が始まります。その話はまたいつか書きますが、残念ながら不動産屋さんの仕事は合格後すぐに辞めてしまいました。家の事情もさることながら時給を10円しか上げてもらえずショックを受けたからです。その後、不動産の仕事はしていません。土曜日日曜日が休めないし男性社会のような気がしたからです。

先日同級生と話した時に、「学生時代にもっと勉強したらよかった」というと友人は「自分にとってはあれが限界だったと思う。」と言いました。なんて謙虚なのでしょ。そうです。10代の私には10代なりの楽しみや悩みで心が忙しかったのでした。やればできる、はやっていない人の言い訳ですね。宅建で学ぶ楽しさを知ったので今は韓国ドラマをきっかけにハングルの勉強を始めました。



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