卵10個でシフォンケーキ
台風で一歩も外に出られない日、冷蔵庫の卵がまだ沢山あって久しぶりにシフォンケーキを焼こうとやおら準備を始めるも粉不足にて撃沈。
出番を待っている卵を思って粉を買ってこんな晴れた日にシフォンケーキを焼いている、ゴルフ観戦しながら。
シフォンケーキが今特に旬だという話を聞いたこともないし、以前友人に一切れ持って行ったら
「シフォンケーキって焼くの簡単ですよね」
ってバッサリ言われて乙女心が傷ついた。古傷が痛むけどたまにはいいんじゃない、焼いたって。シフォンケーキに罪はない。
何はなくても卵でしょ、ということで大きすぎるほどのボールに割り入れる。
黄身の方にお砂糖半カップ、お水半カップ、サラダオイル半カップを入れて白っぽくなるまでハンドミキサーで混ぜる。そこに薄力粉2カップ、ベーキングパウダー大さじ1、塩ひとつまみをふるい入れて混ぜる。今日は紅茶葉を入れた。
いよいよ卵白の泡立て。卵白は冷たい方が泡立つらしく作業中冷凍庫でひやしておいた。ハンドミキサー強である程度泡立ったらお砂糖半カップを加えて角が立つまで泡立てる。
できたら三分の一を卵黄のボールに入れて合わせ、混ざったところですべて卵白のボールに戻し入れて型に流す。この時、型の内側にオイルを塗ったり紙を敷いたりしないのが他のケーキと違うところ。型に張り付くのが膨らむために必要らしい。
あとは170℃のオーブンで60分焼くだけ。大変シンプルな手順。
ところでこんなに焼いて誰のお腹に入るんだろう。今や3人家族になり人さまに差し上げるほどのものでもない。早く孫でもできたら喜んで食べてくれるのか、きっと
「おばあちゃん、甘いものをあげないでよ」
なんて言われるに違いない。孫なんてまだまだ先でいいわ。もう少しこのゆったりタイムを楽しませてもらおう。そろそろ焼き上がるからかな?逆さに立てて冷まして切り分けるのが待ちきれない。
皆様も引き続き良い週末をお過ごしください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?