見出し画像

xのパンとyのパン

相変わらず天然酵母菌を育ててパン焼きを続けている。市販のパンを買うことがほぼなくなり、代わりに強力粉をせっせと購入している。

プレーンな白いパンの他にライ麦入り、ナッツ入り、いちじくライ麦などバリエーションがいくつかできた。

画像1

左下のは鹿児島からプレゼントで当選した知覧茶ジャムを練り込んでみたもの。想像通りの美味しさに仕上がって楽しませていただいた。

この短期間に我ながら長足の進歩と言えよう。

粉だけだと大した材料費ではないのにドライフルーツや良いジャムなどをお店のようにふんだんに入れると急にコストが上がる。手作りをしてこそ感じるお店のパンの安さ。手間暇かけて美しい仕上がりでどうしてあんな値段で売れるんだろう、というのが同じくパンを焼き始めた娘と一致する意見だ。

そんなとき先日友人がパンを差し入れにしてくれた。たまたま焼いたパンを差し上げようかと考えていたけど間に合わなくて持参せず、物々交換ならぬパンパン交換にならずに済んだ。

そのパンがこちら。

画像2

かの辻口シェフのお店のパンで大変柔らかくて甘くてしかも期間限定のラズベリーとピスタチオ入り。これには参りました。完敗。

サワードウの硬いパンが続く日々に舞い込んできた日本の赤ちゃんのほっぺのように柔らかいパン。やっぱりこっちの方が美味しい…

うなだれているごきげんママ♡に娘がかけてくれた言葉がタイトルの

「x(軸上)のパンとy(軸上)のパンを比べても意味ないじゃん」

なるほどそういう慰め方があったか。少しずつ頭を上げ前を見ることができた。家族はシンプルなわたしが焼くパンを支持してくれている。

たまのご褒美に甘いパンもいいけど、デイリーには粉と塩とお水だけのパンでいいかな。

結局何が書きたかったかというと、かけてきた愛情以上の愛情を子どもからかけてもらっているということかもしれない。弱りゆく私だけどまだまだ甘えずがんばるぞ!

玄関の牡丹の花が見頃です。

画像3

奈良の長谷寺の牡丹に思いを馳せながら。。

皆様も今日も良い一日を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?