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車なんて買わなければよかったと思う時

今日は雨。

リコールの連絡があったおんぼろな車をディーラーさんに持って行く約束をした日。車のディーラーが駅前にあるという話は寡聞にして聞かず、代車も出してくれないという。写真のようなテスラではないけれども名前の通ったメーカーの車なのに。

アメリカで乗っていた車と同じ型の車を中古車屋さんで見かけて、ついその偶然が嬉しくて家族で即決して買ったのが去年の12月のこと。それから何度皆で遠出したことだろう。コロナ禍のドライブは私たちをどれほど慰めて気を晴らしてくれたかしれない。だからこの先も長く愛用したいと思ってはいる。

がしかし、アメリカでディーラーに車を預けたときはそれより大きいグレードの高い新しい車が代車として用意されていて、今度買う時はこちらはいかがですか?と言われているような気もしてやり方がニクかった。「お主、やるな」的に。

今回日本では違う。預けた帰りは駅まで徒歩10分以上あるところから雨の中とぼとぼ歩いてくれという。僕も毎日その道で通勤してます!だって。え、だって私が車をぶつけて修理するとか、何年乗ったから定期点検だとかじゃなくてそちらのリコールですよね?なんて喉まで出かかったけど文句の多いお年寄りみたいな扱いをされるのも面白くない。仕方ない、歩きますよ。でも約束した時は当日雨になるとはつゆとも思っていなかった。

それからこの車を手放してしまおうかと思ったことがほかにもある。去年免許を取った娘がまだ初心者マークをつけているのに友達を乗せて御殿場のアウトレットまで行っていいかと聞いてきた時だ。

大学生は取扱注意。まだ初心者と言っても友達を乗せてはいけない、高速を走ってはいけないなどというルールはなく、実際ほかの人は実行していることだろう。でも私の基準ではまだ早い。

不幸な事故がないとは限らないので私のおんぼろな車を貸したくないのだが、運転が楽しくて仕方のない、しかも自信のある娘は不満顔。お友達のことまで責任が取れないからやめて、と言ったらほかの交通手段に変更したようだがいったいいつになったら乗っていいの?と顔に書いてある。こんなことなら車なんて買わなければよかった。

結局一緒に住むならお互い気持ちよく過ごそうよ、なんて言わずもがななことまで言ってしまって今は元通りの生活になったがどんなに気をつけていてももらい事故もあるのが車の怖いところ。皆様も安全運転でお願いします。

そろそろディーラーさんに向かう時間。どんなリコールかさっぱりわからないが安全のためなら止むを得ない。エクササイズと思って行ってきます。

気温も低めの雨の一日になりそうですが皆様もどうぞよい一日をお過ごしください。

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