【NYアートの小ネタ】改名したくなる作品たち Part2
Good Morning & Good Evening !
芸術部ニューヨーク支店の石村です。
NYの美術館やコンサートホールなど、芸術関連施設を巡っていると、1人でツッコミを入れたくなる小ネタも含め、色々な気付きがあります。
暇さえあれば、美術館をうろついているわたくしですが、見るだけで瞬間的にあだ名が沸き上がってくる作品が多々あります。
最新の展覧会の作品たちを、そのニックネームとともにご紹介いたします♪
まずは、グッゲンハイム美術館で展示中のこちらの作品!
【貞子】
グッゲンハイム美術館のらせん状の通路を上っていくと、突然現れます。もう恐怖でしかありません。
(横から取った写真↓)
パーカーを着た貞子。
タイトルも貞子であろうと勝手に確信したので
チェックすらしませんでした。
お次は、リニューアルオープンしたMETの
ヨーロッパ絵画のフロアにあるこちらの作品!
【ビートルズ】
1480年代に描かれたとされている若い男性像。
作者はイタリア人画家 ジャコメット(Jacometto)
特徴的な髪型は1480年代から1490年代にかけて
ヴェネツィアで流行したザッツェラ(Zazzera)というそうです。
15世紀のヴェネツィアに、ビートルズの原型をみました。
【めちゃくちゃデッサンの上手い人】
二度目の登場となります。
もはや、あだ名ではなくそのままです。
デッサンが上手すぎて、作品ではなくこの方を写真に収めたくなります。
最後は、ホイットニー美術館で開催中のヘンリーテイラー展!
【体に悪そうな綿菓子】
食べるとすすの味がしそうな綿菓子。
作品のタイトルは「無題」です。
ロサンゼルスを拠点とするヘンリーテイラーは、
30年以上にわたり家族、友人、有名人、政治家、
見知らぬ人など、さまざまな背景を持つ人々を、
投獄、貧困、黒人アメリカ人と警察との致命的なやり取りなど、自身のコミュニティの経験に基づいた日常生活の視点で描いているアーティストです。
現在の展覧会のタイトルは「B サイド(B Side)」
あまり知られていない実験的な曲が含まれることが多いレコードアルバムの片面を指しています。
おまけ♪
【ゴッホの作品と色がかぶりまくっているクッキーモンスター】
どの教育番組よりも、セサミストリートが大好きです!
先月11月10日は、セサミストリートが放送されて
54周年の記念日でした♪♪
記念日のお祝いとして、クッキーモンスターが
過去にMoMAにサプライズで訪れた時の写真がSNSにアップされていました。
NYの美術館は、ニックネーム大喜利状態です。
今後も、ぜひご一緒ください~