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スコアアップの秘訣!IELTSで類義語を使いこなす


先日、生徒さんから
「ライティングやスピーキングで同じ表現を
繰り返し使ってしまうけど、どうすれば良い?」

という趣旨の質問をいただきました。

以前noteにも書いた通り、
IELTSでは語彙力を測る採点基準もあります。

そのため、同じことを異なる表現で
理解する/言える/書けるというのが重要です。

この記事では、類義語の習得が必要な理由を
4技能それぞれで説明します。


1. リスニング

IELTSリスニングでは、音声で使われる単語やフレーズが、設問に記載されている必ずしも一致しないことがあります。

例えば、
音声で "The lecture was extremely interesting and engaging." と言われた場合、
質問では "What did the speaker think about the lecture?" と聞かれることがあります。

質問の選択肢には "The lecture was fascinating." と書かれている場合、"fascinating" が "interesting" の類義語であることを理解していると、正解を選びやすくなります。


このように、類義語を知っていると、聞き取った情報を正確に把握し、設問に適切に答えることができます。


2. リーディング

リーディングでは、テキスト内で同じ意味を持つ異なる表現が使われることが多くあります。

例えば、リーディングでほぼ100%の確率で出題される真偽問題。(TRUE/FALSE/NOT GIVEN)
以下を読み、設問の内容がTRUE/FALSE/NOT GIVENを考えてみてください。

本文
"The new policy has led to a significant decrease in the number of employees taking sick leave."

設問
"The new policy has caused a dramatic reduction in the amount of sick leave taken by employees."



Thinking Time!




正解

TRUE

解説
この問題では、テキストに記載されている「significant decrease(顕著な減少)」と設問の「dramatic reduction(劇的な減少)」が類義語関係にあります。この類義語の理解が正確であれば、設問がテキストの内容と一致していることが分かり、正しい解答(TRUE)を選ぶことができます。

これがわからないと、NOT GIVENを選んでしまったり、憶測で回答して正答率が下がってしまうこともあります。


3. ライティング

ライティングでも同じ単語を繰り返さずに多様な表現を使うことが重要です。

Task1でも「上昇する」をriseばかりで表現していると6.0以上は難しいですし、
(それだけでは判断できない部分もありますが)
Task1、2共にイントロダクションでも言い換え力が試されます。

頻出の言い換え表現は、以下の記事でも紹介しています。


4. スピーキング

スピーキングでも類義語表現は重要です。
なぜなら、採点基準の1つにLexical Resource という項目があり、その中に”The ability to paraphrase”という指標があるからです。


例えば、”What was your favorite subject when you were in high school?” と聞かれた時、
“My favorite subject was ・・・”としても間違いではないのですが、"English was the subject I was most passionate about because it allowed me to explore different cultures and perspectives through literature."

のように、同じアイデアを異なる方法で表現する練習をしましょう。

語彙力を強化することで、4技能全てに良い影響を
与えてくれます。

でも単語や表現を覚えるのって大変ですよね・・

そこで次回は、効率的に語彙力を強化する方法を紹介します^^


フォローして待っていてくださいね^^


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このnoteでは、米英留学し、IDP講師研修プログラムを修了した英語コーチが、IELTSに役立つ情報や留学先で困らない英語勉強方法などをお伝えしています✨

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