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【食養】カスピ海ヨーグルトのヤバい効能

✅ Point
自宅で簡単に増やせるカスピ海ヨーグルトは、乳酸球菌の中では、唯一生きて大腸まで届き、長寿食としてグルジアで食されてきたのが起源。通常のヨーグルトよりもカロリーが低く(66kcal/100g)、特に腸が活性化する夜(寝る3時間前、夜21時まで)に食べると腸内環境が劇的に改善される。


💟 主な効能
免疫UP:風邪、インフルの緩和、重症化を抑制
美肌効果:ストレスによる肌機能低下の抑制
整腸効果:下痢・便秘の改善、便の匂いが軽減
アレルギー改善効果:花粉症、アトピーの緩和
生活習慣病への効果:メタボ抑制、中性脂肪低減/血糖値上昇抑制など)


✴️摂取方法
腸内環境の改善には、1日200g程度を摂取するのがおすすめ。特に腸が最も活発に働き、栄養素の吸収率が上がる腸のゴールデンタイムが22時~翌2時の間なので、寝る3時間前かつ21時までに食べておくのがベスト❣️

食前に食べると、食べ過ぎを抑制する効果があり、食事による血糖値の急上昇を防ぐので、ダイエットに効果あり。

食後に食べると、乳酸菌が生きたまま腸まで届きやすくなり、整腸作用の効果が増大する。食後の血糖値上昇を緩やかにしたりする効果も。


❇️増やし方
植え継ぎ用のヨーグルトを500mlの牛乳に対して大さじ3杯を加えます。市販の牛乳パックの口を全て開き、そこにヨーグルトを入れ、テイッシュと輪ゴムで菌が呼吸できるように蓋をすると、夏の場合は12時間から48時間、冬の場合は24時間から72時間後に牛乳パックいっぱいのヨーグルトが出来上がります。種菌は1ヶ月くらいなら冷凍保存でき、自然解凍後に牛乳に加え増やすこともできます。

注意:室内温度が30℃を超えるとカスピ海ヨーグルトの乳酸菌(クレモリス菌FC株)は弱り、食中毒菌をはじめ雑菌の活動が活発になるので、室内温度を30度未満に保つと良いです。


⚛️ 基礎知識
カスピ海ヨーグルトのふるさとグルジアは、世界屈指の長寿地域で、100歳を超えるセンチナリアンというお年寄りが元気に暮らしている。1986年に長寿食文化を研究していた日本人がグルジアからヨーグルト菌を持ち帰り、「カスピ海ヨーグルト」として日本に広まった。

カスピ海ヨーグルトの主な成分は、クレモリス菌FC株とアセトバクター菌。クレモリス菌FC株乳製品に含まれる乳酸球菌の中では、唯一生きて大腸まで届くことが明らかにされたプロバイオティクス乳酸菌。ヨーグルトを食べるのをやめた2週間後でもFC株が検出される方がいたという研究結果。

カスピ海ヨーグルト特有のねばりは、クレモリス菌FC株によって作られ、EPS(粘り成分)を産出する。

EPSは主に、
①免疫細胞を活性化する
②ストレスによる肌機能を改善する
③食後の血糖値を緩やかにするという効果があります。

牛乳でおなかがゴロゴロしてしまう人も、ゴロゴロの原因の牛乳の成分、ラクトースがヨーグルトでは
分解されているので、安心して食べられます。

抗生物質を飲むと下痢をしてしまうという方は、ヨーグルトを食べると抗生物質で減少した腸内の良い細菌を増加させます。

腸内の善玉菌を激増させるだけでなく、善玉コレステロールを増加させ、中性脂肪を低下させる効果があります。

簡単に増やせて、カロリーが低く、これだけの健康効果があるカスピ海ヨーグルト。

是非、生活に取り入れてみてはいかがでしょう?








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