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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第57回『思いやりの人間関係スキル』R・ネルソン・ジョーンズ


アドラーが語る
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
と言う言葉の背後には

「すべての喜びもまた対人関係の喜びである」
と言う幸福の定義が隠されている。

これは、「幸せになる勇気」からの引用ですが、

私たちにとって人間関係での悩みも多いが、
一方で、人間関係での喜びは
それ以上だと言うことなのです。


突き詰めると
幸福の定義は、実は富や名声というよりも
実は人間関係に影響するものだ
ということなのですよね。

だからこそ私たちは
仕事のスキルを上げるのも大事なことですが
人間関係のスキルをもっと磨いていくべきなのです。

今回取り上げる本は、
まさに人間関係スキルの教科書
と言える名著です。

「影響力の武器」と同様に、
ハードカバーの高額な名著でございます。


あらゆる人間関係の場面を取り上げ、
そこにスキルをどう生かすかをわかりやすく
説明されているまさに教科書です。

毎回、練習問題や実験がついていて、
それを自分で取り組むことで
スキルアップするという仕立てです。
本格的ですね!

「自分と相手の関係性を誤魔化さない」と決めること


私が日々仕事をする中で、
自分の気持ちやこうしてほしいという思いを
相手に上手に伝えられず、
自分が多少我慢すればいいと
自分の気持ちに蓋をしている人は多い。

そして、相手を恨み、離れる・・・
これで、深い信頼関係を作れずに、
表面的な関係しか作れない
という人たちとよくお会いします。

私もその気持ちはすごくわかります。

でも、それをずっとやっている自分でいいのか?
自分がどうありたいのか?どうしたいのか?

自分に問いかけてみてほしいのです。

もう目覚めて、ある時点では
「自分と相手の関係性を誤魔化さない」と
決めないといけないのです。

これは難しいのが、
人に言われてなかなかできるものではなく
自分で自分のありたい姿から気づくしか
変わることができないのです。

結局自分次第。

自分の軸がしっかり立ってくることによって
ふさわしい人と、信頼関係ができるのです。

まさに私が婚活サポートをする中で
非常に強調して話すことが多いポイントである、
「自分の感情を表現すること」

この部分について、今日は取り上げていきたいと思います。


関係についての感情を表現する

自分の感情を知り、把握し、それを表現することは、
親密な絆を発展させる一つの方法です。

お互いが自由に自分の感情を表現できる関係が
初めからそこにあると仮定するのではなく
このような関係を作り上げようと努めるべきでしょう。

感情表現は、二人の関係を促進すると同時に、
壊してしまう恐れもあるからです。


<人間関係において感情を表現する際の指針>

・自分の感情について知れ
自分が本当に何を感じているのかよく見極めるよう努める


・「私」メッセージを送れ
自分自身の言葉を使って感情を掴み、
その感情の原因を他の人のせいにしてはいけない

・純真であれ
言いたいことと、ボディーランゲージ
(行動メッセージ)をマッチさせよう。
何を言うかばかりではなく、
いかに言うかが大事

・否定的な感情だけでなく肯定的な感情も表現せよ
正直な肯定は、フィードバックの中で最も価値のある形

・いつまでも続く否定的な感情を分かち合え
分かち合うこと自体が建設的な過程となりうる

・議論をしろ
こちらのフィードバックに対する
相手の反応にも敬意を払うことが必要
相手を叩いて逃げるようなことをしてはいけない


・自分の行動を監視せよ
自分の否定的な感情を生み出す原因が
自分自身にあったかも知れないと思えるよう
十分に心を開いておくこと

<実験>
人間関係での私の感情を相手と分かち合うと何が起こるか

1.相手に対する肯定的な感情をもっと表現したら
発展が期待できる人間関係を一つ選ぶ

2.3日間相手に肯定的なメッセージと
否定的なメッセージを
どんなふうに送っているか、観察する。

3.その関係の中で言い残した否定的な感情を
すべてリストアップする


さて、いかがでしょうか?


いきなり進めるのは非常に難しいと思うのですが、
まず取り組むべきこととしては
「自分の感情を知る」

ここからぜひ、始めてみてください。

私は自分の気持ちをノートに書いていくこと
が大事でお勧めしていますよ。


それでは、今宵はこの辺で失礼致します。。。


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