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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第34回『ベスト・パートナーになるために』ジョン・グレイ


今日取り上げる本は、
結婚・パートナーシップについて学ぶなら必読
と言われるジョン・グレイ氏の名著!

私が婚活カウンセラーの仕事を始めようとしたとき、
学んだ師からは、

①ベストフレンド・ベストカップル
②ベストパートナーになるために

この順番で読んだ方が良いとアドバイスをいただきました。

なるほど、その理由は納得です。
第6回でご紹介した「ベストフレンド・ベストカップル」
は読みやすくスーッと入ってきます。

今回の「ベストパートナーになるために」は、
まさに男と女の心理の違い
が「これでもか!!!!」
というくらいに詰まりまくっています。

具体的には?という部分を知るには最適です。


今日も、一緒にお仕事をさせていただいている
女性と話しながら、

やはり男と女の心理をまず最初に知っておくことは
何よりも大事かもしれないね

という話をしていたところです。

「男と女の心理の違い」

ここを学ぶことで、やっと
「ではLINEの送り方はどうしたらいい?」
「デートの進め方はどうしたらいい?」
という方法論が活きてくるからです。

特にこの本は、その男性心理と女性心理の違いが
大いに学べて、どこもご紹介したいところですが。。。
今日は2点をピックアップしてご紹介することにします。


男は求められた時に、初めて救いの手を差し伸べる


男は何事も独力で切り抜けていく自分にプライドを持つ。
本当に追い詰められて誰かの助言が必要となるまでは、
決して救いを求めない。
したがって、相手から頼まれもしないのに自分から勝手に救いの手を差し伸べていくことなど、
非礼極まりない”マナー違反”なのだ。

この内容は
「初めて知った時衝撃を受けた男女の違いのベスト5」
に確実に入る驚きの内容でした。

よく道に迷った時、私はすぐ人に聞いちゃうタイプ。
でも、彼はいつまでも自力でなんとかしようとする。
それがずーっと不思議だったのです。

「聞いた方が早いじゃん」と言って、
いつも私が手や口を出してました。


またある時、男性がタクシーに携帯電話を
忘れてしまったと気がついた時があったのです。
必死で彼はタクシー会社を思い出そうとして
色々思考していました。

その間に私は、お店のおかみさんに、
「この辺によく来る黄色のタクシー会社は?」
と聞いて、そこの電話番号を聞いて、
電話して聞いたらすぐ見つかって、
タクシーの運転手さんがお店まで届けてくれ、
華麗に「即解決!」ということがあったのです。

私としては、彼のピンチを救った!
早急に解決した!と彼の役に立てたことが
喜ばしい思い出だったのですが
その辺から、なんとなくその男性とは
ギクシャクしたという過去があります。

男性のメンツを潰す女を堂々と、
鼻高々によくやっておりましたよ。

女性はこれとは正反対だ。
彼女たちは、頼まれもしないのに、
進んで他人の世話をしたがる傾向がある。

誰かに愛情を感じたら、その相手のために全力で身を尽くす。
相手から救いを求められるまで待つことなど絶対にできない。

恋人が積極的に救いの手を差し伸べてきてくれないと、
女性は彼が自分を愛していないのでは、と邪推してしまう。

だが自分から相手の助力を求めようとはせず、
彼の方から積極的に動き出して来るのを待つだろう。

彼の方から行動を起こしてこないと、彼女は苛立ちを募らせ、
ついに怒りを爆発させる。
彼が頼まれるのを待っているということがわかっていないのだ。


このすれ違いは何度となく、
私の前でも繰り広げられていました。

女性同士でも、これはよくある現象です。

「自分から言ってきてほしかった。
自主的にやってくれないと意味がない!!」
と、私も何度、女性に怒られたか知れません。。。


毎回私はその度に、
「だったら言ってよ〜!言わなきゃわかんないもん」と
自分の脳内性転換が必要な現実を突きつけれています。


女性はたとえ不服な点があっても「YES」という

男性は、女性が彼の頼みや要求に対して
「YES」と答えている限りは
彼女は満足しているものだと考え違いをする。
自分が十分すぎるほどのことをしてあげていると
勝手に決めつけるのである。

ジョングレイ博士が、
結婚当初奥様とよく映画に行っていた時
ある日急に奥様が癇癪を起こしたそう。
「いつもあなたがしたいことばかりしている。
私がしたいことなんかさせてくれたことがない」

それを聞いてジョングレイ博士は非常に驚いたそう。
「これに行ってみないかい?」
と映画に誘うたびに、
彼女は一緒に楽しんでいるように見えたから
彼女も映画が大好きに違いないと思っていたそう。

でもよく考えてみると、
「たまには音楽でも聞きに行きたいな」
などと彼女なりの提案をしていたそう。

「YES」とは言っていても、
「あなたがそういうなら仕方ないわ、OKする」
という位くらいの意味のつもりだったそう。

これもよくあるすれ違いですよね。

女性は相手に最大限譲歩して、
具体的な提案をしないことが多い気がします。

他、「大丈夫?」と聞くと、
「大丈夫」
とどうしても答えてしまうので

「本当に大丈夫?」
「そうは言ってもなんかあるんじゃないの?」
としつこく聞いていくくらいが必要だな
と感じることも多いです。

そうなのです、特に女性は、
彼にしてほしいことをきちんとわかりやすく
要求しないといけませんよね。


このように、
今日取り上げたのは2つの事例だけですが
このような男女の違いはもっとあります。

最近は男女の差にとどまらず、
女性の中でも男性性が強い人、女性性が強い人と
多様になってきています。

同性でも違いがあることを知っておくことも必要な時代になっていますね。

それでは今宵はこの辺で失礼します。


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<記事を書いた人>

クレーン 美幸(Miyuki Crane)

・結婚したい人のコミュニティー マッチモア アカデミー校長・クレーン式コミュニケーションスクール主宰
神戸・東京の企業にて人事採用・教育研修業務に長年従事、2006年にイギリス系日本人男性と結婚。現在結婚14年目。
大学卒業後、神戸のアパレル企業、東京の教育人事制度コンサル、英会話教室など大手企業等に勤務。人事・教育研修、マーケティング、広報などの仕事に従事。

7年間結婚相談所を運営し、会員のほとんどが約6ヶ月の婚活期間での成婚を出してきた。

「大学中退の人は嫌です」「転職が多い人は嫌です」「ご両親が離婚している方は避けたいです」「年収が●●万円以上でないと嫌です」というような、その人の本質を見るよりも、条件での結婚相手選びの環境提供をしていることに違和感を感じたことで「条件ではなく、その人の価値観や本質を見ていく婚活」を勧めたいと決意。

新しい時代にあわせて、令和スタイルに恋愛観をアップデートした結婚の新しい価値観をつくっていくことを目的に、結婚したい人の結婚コミュニティーを運営中。


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