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『絵のような町』 ベルギーのディナン✨

ムーズ川が造った断崖の下に開けたディナンの見どころといえば、なんといってもその『絵のような町』の風景✨ 
断崖の上に城壁があり、川辺に町が広がる美しい景色に沢山の画家や詩人たちが魅了され創造力をかきたててきたそう。

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絵を眺めているような美しさを前に、暫し見惚れてしまいました😍

ディナンはサクソフォンの町でもあります。あちこちにサクソフォンが🎷

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橋にもカラフルなサクソフォンが沢山並んでいます。

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サクソフォンは1814年にディナンに生まれたアドルフ・サックスさんの名前からつけられました。 サックスさんは、サクソフォンを考案した人物で、楽器に自分の名前を付け、1846年にパテントを取っています。 
サックスさんの生家前には、ベンチにサクソフォンを持って腰掛ける彼の銅像がありました。

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ムッシュー・サックスと一緒に❤️

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そしてディナンといえばもうひとつ、堅焼きビスケット@クック・ド・ディナンが有名な町でもあります。 この堅焼きビスケット、とてつもなく堅く、歯の弱い方には残念ながらおすすめできないビスケットとの事💦 ベルギー人の友人達からは「歯が折れるよ(笑)」と言われていました。
ヨーロッパ一堅いビスケット、とのことですが、三重県出身の夫曰く、
「伊賀の堅焼きせんべいより柔らかいし美味しい」とのこと。 
そういえば伊賀へ出かけた際見た事がありましたが、日本一堅いおせんべいとのことでした。嘗ては伊賀忍者の保存食だったという伊賀の堅焼きせんべいですが、クック・ド・ディナンも蜂蜜と小麦粉でシンプルに練ってある、日持ちのする素朴なビスケットですので、戦地や食糧難の保存食でもあったそう。(近所の人と喧嘩の際、投げ合ったという説も)
ここに来てクック・ド・ディナン対伊賀の堅焼きせんべいの話になるとは。 

こちらは↓1774年からその歴史を持つビスケット工房とのこと。(一方伊賀の堅焼きせんべいは創業嘉永5年@1852年とのこと、クック・ド・ディナンの方が歴史は長いようです)

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他にもあちこちでディナンの堅焼きビスケットが売られています。

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一枚がとても大きなビスケットです。蜂蜜の甘く優しい匂いがします☆

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お店の女性曰く
「これは小麦と蜂蜜で作ったお菓子で、3ヵ月保存可能です。物凄く堅いので、噛まずに手で千切って口の中で少しずつ溶かして食べてくださいね。コーヒーや紅茶に浸して食べてもいいわよ。」との事。

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口に入れてゆっくり味わうと、素朴な甘さと蜂蜜フレーバーがとっても美味しいのです💕 「歯が折れるよ」と脅かされてましたが、食べ方を気をつけるとそんな事はなく、大変味わい深いです💓

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とても素敵なディナンの思い出でした✨

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