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エッセイ&お知らせ&日常の些事&写真の部屋

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日々思うこと、感じること、日常の些事、何気ない写真&美容&ファッション&お知らせ等占いとは関係のない事までゆるりと更新しています。
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2018年10月の記事一覧

風地観 〜 国の光を見る

娘から旅先のタイのバンコクにて「これから帰るね!」と連絡が。一人旅は心配でしたが、私も若い頃はよく一人旅をして学ぶものも多かったですし、イーチンオラクルカード は 風地観 でしたので大丈夫かと。
観光旅行の「観光」の語源となった言葉で、国の光を見る、という意味です。

国の光を見る、というのは、国の習慣、情勢などを見て、その国の事を観察し、将来を知る事です。娘も今回の旅で、色々なものを観て学びを得

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一歩退く 〜 坤為地

処世不退一歩処 如何安楽 (世に処するに一歩退いておらざれば、如何にか安楽あらん)」という、禅の言葉があります。
意味としましては、どのような事も、一歩退くという事を知らなければ、世の中を安心して渡って行く事はできません、というものです。

易の卦にも、「坤為地」という、「一歩退く」という意味の控え目で美しい卦があります。坤為地には、「先迷、後得主。」という言葉があります。
先立つ時は迷い、後れる

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天・果たして何を祐くるや 〜 火天大有

天・果たして何を祐くるや 〜 火天大有



易経、火天大有の卦に関しまして、心より敬愛します、加藤大岳先生が易学研究 昭和41年1月号 の、「天・果たして何を祐くるや」という コラムにて

『~ 私は其のような「神」に対して願を掛けても、それが許容されるとは信じないくせに、凡庸な愚かさのために違いないが、我が身の上は兎も角として、妻子や、親しい門下や、一つの道を奉ずる同学、そして嘗ては親しく愛とおしみあいながら、今は消息も絶えている旧知

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