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#独り易学研究会
即鹿无虞。惟入于林中。君子幾。不如舎。往吝。(水雷屯 六三)
鹿に即くに虞なく、ただ林中に入る。君子は幾をみて舎むにしかず。往けば吝なり。
意味としましては、獲物に目が眩み、鹿狩りに行ったが、案内人(協力者)がいませんので、当然、林の中に迷い込んでしまいます。
賢人ならば、先ず案内人をつけるでしょうし、迷ったら諦めてしまう方が良く、深追いすれば益々窮地に追い込まれてしまう、という事から、欲をかいて危険を冒す事は辞めた方が良いですよ、と、云っています。
これ
『今氏易學史』とのご縁✨
日々40℃の暑さの中、外出する気力もなく、かといって食材等は買いに行かねばならず(一応主婦の身)、某大型スーパーへ車を走らせる途中、ふと、時折立ち寄る古本屋さんに寄ってみました。
そこは今から15年程前、ふらりと立ち寄った時に、何と、若い頃からずっと欲しいと思っていました昭和16年頃から昭和の終わり迄の、紀元書房で毎月発行されていた「易学研究」と出会った古本屋さんでした。これは何かのご縁!と思い、
独り易学研究会 組合理事長からの電報に 風天小畜の巽為風に之く卦
さてさて、本日はと〜〜っても古い、今から77年前の昭和16年9月、易学研究より、無名の易者Nさんの易占例について考えて行きましょう。
今のように携帯電話は勿論の事、固定電話もあまり普及していなかった時代です。連絡を取る手段といえば、お手紙か、緊急でしたら電報、という手段しかないですよね。そのような中、5月早々のある日の事、山陽地方にお住いの、組合理事長さんから、その日の○時○分三宮駅着の汽車に乗
一陰一陽、これを道と謂う (易経 繫辞上伝より)
易の世界では、物事には必ず陰と陽があり、例えば表(陽)があれば、裏(陰)があり、昼(陽)があれば夜(陰)があり、動(陽)があれば静(陰)があり、男性(陽)があれば女性(陰)がある、とします。
若い頃、易経を学び始めた頃は何故、女性は陰なのか、陽気で活発な女性もいるのに、日陰の身なのか、男に負けているというのか、と、勝気な私は不満に思いました。
ですが、女性には女性の特性、役割があり、男性には男性
独り易学研究会 娘の念願に雷沢帰妹の初爻
さて、本日は、前回の昭和29年の易学研究より易と卦と筮、実占輯録から、「厳格で夜間の外出を禁じていた娘が放課後、親戚のところへ行くと言い残し登校したと妻から聞かせて心配になった。娘は無事帰宅するのか?」についての占いについての続きをお話ししていきましょう。
娘は何故、親戚のところへ出かけたのかといいますと、娘はかねて望んでいた腕時計を得ようとし、購入するに満たないお金を持ち、遠くの叔父の時計店ま
独り易学研究会 厳しい父親が娘の夜間外出を心配し 山地剥の初爻
さて、本日は昭和29年の易学研究より易と卦と筮、実占輯録から、「厳格で夜間の外出を禁じていた娘が放課後、親戚のところへ行くと言い残し登校したと妻から聞かせて心配になった。娘は無事帰宅するのか?」についての占いについて、お話ししていきましょう。
昭和29年頃でしたから、今の平成の時代とは違い、頑固で厳しい父親が多かったのは察しますが、平成の時代になっても、矢張り私などは娘の帰宅時間が少しでも遅いと
独り易学研究会 リストラの占いで水天需の五爻、その後風水渙の二爻
さて、本日は昭和29年の易学研究より易占法講座実占問答から、「リストラ」についての占いについて、お話ししていきましょう。
今も昔も不況の折にはリストラという厳しい現実があったのですね。
昭和29年、この時代の不況から会社の人員削減で凡そ三分の一がリストラされそうとのこと。(当時の難しい古い言葉を今風にアレンジしてます)
その内の一人に数えられているのではないか、と、不安でとても心配されているクラ