【エッセイ】犬を飼いたい
子供のとき犬を飼いたくて仕方がなかったのだが、ペットOKの家に住んでいるのに、いろんな言い訳をされて飼わせてもらえなかった。
なぜ犬を飼いたかったのかと言うと、同じクラスの大成くんが大きな犬を飼っていて、その散歩コースが私の家の近くだったので、よく見かけていたのだ。
その光景を見ながら、「私もあんな風に颯爽と犬の散歩ができたら、どれだけかっこいいんだろう…。」と、妄想をふくらませていた。
その妄想を現実にしたくて、得意の泣き落とし作戦を何度も実行したが一向に叶う気配はなく、諦