水上勉の『土を喰らう日々』の近くにあった本です。
↑kindle版
冒頭の文章ですが、読んでガクッときました。「い抜き言葉」だよ……。私は嫌いですが、1893年生まれの獅子文六が「ら抜き言葉」と共に多用しているところからすると、最近の言葉の乱れとは言えず、もはや許容しないといけないのかなぁ。
口取り:海、山、里のものを少量ずつ盛りつけたもの。
↑口取りという言葉を知らなかったので、備忘録代わりに。
明治生まれの方の言葉遣いはきついですが、内容には同感です。
薩摩の酒鮨、本当に美味しそうです。一応まだ消えていないようで、農林水産省のサイトに郷土料理として載っていました。
……十五本?
シンプルですが、良い言葉です。
氷水、つまりかき氷の出前とは! 近年の猛暑では、とうてい不可能ですね。
かき氷やお汁粉、ソバを二杯? お代りなしでは見っともない? うーん、それはユトリなのかいな。
面白い指摘です。
なるほど。
これ、同感です。
本当に!
そういう意味でも、戦争はしてはいけません。
白菜に異国味を感じた時代があったとは……。
新潟出身の恩師が、子どもの頃はカニはおやつで、「またカニ~?」と言うくらいだったと言っていたのを思い出しました。
連載の最後の言葉が、ある意味強烈です。
令和の時代になっても、日本人は文化的国民の名には値しないようです。
見出し画像は、獅子文六が半分騙されるようにして食べさせられ、憤慨したナマズのお刺身です。正確には獅子文六の場合は、ナマズのアライでしたが。
獅子文六もウマかったと書いていますが、実際美味しかったです。2度目に鹿島神宮に行った時に、コースで食べました。
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