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想像力の欠けた人にはなりたくない~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.414 2021.9.1)~

「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第17弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。


今号の特集は、「”居どころ”つくって元気に暮らす」です。


印象に残ったのは、スペシャルインタビューのベネディクト・カンバーバッチの言葉。「英仏海峡を渡る難民船を救助する『王立救命艇協会(RNLI)』に批判が集まっていること」への反応です。

協会を批判する人たち自身が海で助けを求めるとか、溺れている子どもを救えないなんていう目に遭わないことを願うね。というか、まったくありえない。苦しむ人たちの立場になってほしいよ

カンバーバッチの言葉は、こう続きます。

僕たちが考えなきゃならないのは、環境破壊であれ社会崩壊であれ、たくさんの移民・難民が生まれている原因であって、移民を救助している人たちじゃない

ものすごく真っ当な言葉だと思います。批判する人たちには、「もし自分が難民として船に乗っていたら」と考える想像力が欠けているのでしょう。


伊藤洋志さんが立ち上げた、「有志が集まり、ストレス解消も兼ねてブロック塀をハンマーで解体する「ブロック塀ハンマー解体協会」は、ちょっと参加してみたいです。単なるストレス解消ではなく、「ある程度壊して両手で塀を押すと簡単に倒れるので、地震時にこれが崩れたらと、その怖さを実感させられ」るそうです。


「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。


コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。


もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。


見出し画像は、今号が入っていた封筒に貼られていたシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった販売者さんのお名前の部分は、念のためにモザイクをかけさせていただきました。



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