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奈良美智の表紙が可愛い~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(Vol.400 2021.2.1)~

「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第3弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。


今号は記念すべき400号で、表紙はスペシャルインタビューでも取り上げられている奈良美智の絵です。「希望へ 英国、米国、ドイツからの報告」という特集名とも、よく合っていると思います。

記事の中では奈良美智の他の作品の写真もふんだんに使われているので、ファンの方にはお勧めです。


印象に残ったのは、奈良美智の以下の言葉。

「サハリンでお祖父さんが何十年前に見ただろう景色を前にした時、いくつもの世代がつながって生きていることを感じ、そのことを知るためにこれまで遠回りしてきた気がした」

私も祖父の出身地や赴任地を訪れたことがあるので、その感覚はなんとなくわかります。


もう1ケ所印象に残ったのは、「World Street News 世界短信」の記事の1つで、スペインからの「都市部でホームレスとなった人 過疎の村に移住、生活再建へ」。単に移住させるだけでなく、移住者の生活が安定するまでの数ヵ月間のサポートも行われるそうです。このコロナ禍で、日本でも都市部でホームレスになった人が大勢いる一方、地方の過疎化も問題になっているので、この試みには日本の地方自治体も注目すべきではないかと思いました。


バックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。


コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。


もちろん年間の定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。



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