【読書】お二人が末永く雑談を続けられますように~『雑談藝』(いとうせいこう、みうらじゅん)~
この本は、いとうせいこうとみうらじゅんのラジオ「ザツダン!」を書籍化したものです。
↑kindle版
話はあっちに飛びこっちに飛び、2人ともまぁ、喋る喋る。特にどれがどちらの発言かも気にすることなく、ずるずると読み進めることができます。
本書の表紙は、ソファーに座って楽しそうに喋っている2人の写真なのですが、見るからに仲の良さが伝わってきます。2人で雑談をしているのが、本当に楽しいのでしょう。そんな相棒を見つけられたことは、2人にとってとても幸せなことだと思います。
印象に残った言葉。
言葉すら消耗品になってしまったとは、嘆かわしい限りです。
これ、笑いました。2人がある意味大真面目であることが伝わるだけに、おかしい。
同感です。ま、通ってきた道ではあるわけですが、中高生や大学生の悩む姿を見ていると、なんていうか、「もっと広い世界で勝負しろ」と言いたくなるんですよね。視野が狭くてかないません。
ははは、これも同感ですが、若い人の迷惑も考えなければいけないと、自戒します。ま、私の場合は、職業から植えつける必要もありますが。
みうらさんはいとうさんによれば、「白髪もないし、抜けないし」だそうです。その秘訣は三十六回のマッサージですか。やるようにしようっと。
なるほど。深いかもしれません。
雑談の真理にまでたどり着いたお二人が、末永く雑談を続けられるよう、お二人のご健康を祈ります。
見出し画像は、同じ時期に偶然京都と東京でお二人が通信空手をやっていたというエピソードが本書に出てくるので、空手のものを使わせていただきました。しかし、みうらさんの通信空手の話は別の本でも出てきますが、いとうさんも同時期にやっていたとは知りませんでした(^-^;
↑単行本
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