PFASの恐ろしさ~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(Vol.399 2021.1.15)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第2弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号では、何と言っても特集の「「PFAS」。永遠の汚染」が衝撃的でした。
PFAS(ピーファス)とは、本文を引用すれば、「焦げつかないフライパン、米粒がくっつかない炊飯器釜、撥水効果のある洋服や靴」、つまりは私たちの身近にあり、便利に使っている物に使われている化学物質です。
自然界での分解には数千年を要するそうで、微量でも健康被害を及ぼす恐れがあります。具体的には、赤ちゃんの出生時体重の減少や、発がん性などです。
欧米各国の政府はすでに規制に乗り出しているものの、例のごとくというか、日本は出遅れている上、基準も甘いそうです。各自で自衛するしかありませんが、怖いのは「焦げつかないフライパン」のような、分かりやすいものを自宅から排除すれば、それで良いという訳ではなく、食品包装や化粧品などにも使われていること。そもそも第二次世界大戦前からずっと使われてきたPFASが、すでに環境中に大量にあり、呼吸しても水を飲んでも摂取してしまう可能性があります。
自然界に存在しないものを人工的に作ると、とんでもないしっぺ返しを食らい良い例だと思います。
バックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
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