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就活が得意だった私が「ガクチカ」を書く上で気を付けていたこと


最近、「ガクチカ」をどう書けばいいのかや大事なことなどを22卒で就活をしている同級生や後輩から質問を受けるようになった。
アドバイスする内容が同じようなことだなって思ったので、ガクチカで大事にしていたことをまとめて「これをみれば!」というの作れば早いじゃんと気づいてさっそくまとめてみた。

私は10月からはじめて4月には複数内定で終わっていたので、就活は得意なほうだったと自負している。
こういうと凄い経験をしてきたのかなんて思われることもあるが、私はそんなことはまったくない。

以下に自分のことを書いたがむしろ不利なほうだとも思う…

外資系企業のコンサル内定者
地方の私立文系
留学経験なし&帰国子女でもない
出身高校は地方で偏差値50以下
仮面浪人経験あり&中退歴
ITの知識ほぼないしプログラミングできません!!!!

後輩の話を聞いていても「良い教育」を受けて様々な経験をしていたり、おそらくこの記事を読んでいる人たちも同じなんじゃないかと思う。
だから、今の時期に「内定でるか不安」って思っているかもしれないが、そんなに心配する必要ないんじゃないかなと。

就活はPDCAを回せばすぐに成果がでるし、いかに求められるものをピックアップするかのゲームだから、悩むよりも行動すればどうにでもなるものだ!!

結局、何を伝えたいの?

「就活のガクチカで話すエピソードどっちが良いか迷っている」という質問をよく受ける。

おそらくどっちのエピソードが良いかは、「結局、何を伝えたいのか」でかわってくるものだと思うし、この質問を受ける時はガクチカで伝えたい自分像とは何なのかという逆質問を私はしている。

目的を把握できればそのようなそのような悩みはなくなるし、それは自分が一番わかっているはずだから、相手に聞いてこっちのほうが良いよなんて答えられるはずないじゃーんと思うしね(笑)

逆質問の意図は伝える必要があると思うから、なんのためにESや面接を受けに行くのかという目的を整理するようにしている。

まぁ、ガクチカ自体には触れずに目的整理するからみんな同じ回答になっちゃってて、考え方のプロセスさえ知ればだれでも自走できると思うから、ここで書いている訳ですが。

そもそもESや面接とは何なのか

そもそも、ESや面接とは何なのかという問いからはじめたい。
おそらく「自分を伝えること」ということはみんな同意してくれるんじゃないかと思う。
だが、もっとここで深めるかどうかが就活でうまくいくかいかないかの違いなのではないかと思っていることがある。
それは、「自分と一緒に働く姿を想像してもらうこと」という考え方をできるかどうかだ。

自分を伝えることという目的をおいていると、「就活ってマウントとっていけばいいんでしょ?」とか「とりあえず自分が頑張ったことを答えれば良いんでしょ?」と考えて文章を書いてしまうのではないだろうか。

だからこそ、一緒に働く姿を想像してもらうことに目的を置いて、「どの自分のエピソードが自分のやりたいことを伝えられるのか」とか「何を伝えればここの会社の人の心を動かせるのか」という視点から考えてみてほしい。

そして、この「一緒に働く姿を想像してもらう」という視点で考えだすと、「どちらのガクチカが良いと思いますか?」という質問がなくなる。
代わりに、OBOG訪問をするときに「このガクチカ見た時に、御社で○○をしていそうとか働いてそうなイメージつけられますか?」など具体的な質問ができるから、有意義な時間にできるのではないかと思う。

ESや面接では一つの質問に一つのメッセージ

面接でもESでも一緒にやっていると気づくのだが、「1つ目に~で、2つ目に~で」みたいな答え方をする就活生が多いように思う。
まぁ、人によっては薦めていたりするのだろうが、私みたいな平凡大学生がこれをするとめちゃくちゃ浅い文章になっていたりする。

英語で文章を書くときに1パラグラフ1メッセージといわれるが、だいたい300文字くらいの文章は1パラグラフくらいの分量だし、1つのメッセージにして深く自分のことを話して、一緒に働いている姿を想像してもらえるように「自分らしさを伝える」ことを実践することが良いのではないかと思う。

1つのメッセージに絞ることで、シンプルに物事を伝えることができ、自分の考えや行動の意図をしっかりと文章に入れ込むことができる。

そして、面接で質問をされたときにも表面的な質問(例:何人でやったの?など)ではなく、より深く本質的な質問(例:課題感を持って取り組んだとのことだけど、その課題意識を持つに至った経緯は?)をしてもらえる。
そして、深い質問をしてもらったほうが、相手に自分のことを知ってもらえるし、これができるようになってから経験ベースだがかなり就活がうまくいくようになった。

おわりに

受験勉強のように努力すれば解けるようになるというようなものではなく、相手が生身の人間だからこそ時には上手くいかないときもあるし、自分の話し方や振舞いという部分も評価に入ってくるから苦手意識すら持ってしまう人もいるだろう。

だが、就活はゲームと同じように、戦略的に取り組めばすぐに良い結果が出るところが面白いところだと思う。
ガクチカも目指すべき状態を明確化して、戦略的に考えアウトプットしていけば必ず良いものになると思う。

ぜひこの記事の内容を活かしてもらえればと思うし、何か聞きたいことがあればコメントにでも残してもらえれば気が向いたらnote.にしてみようと思う。

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