パール（2022年・アメリカ）

待ちに待った公開！
公開日に有給取って観に行ってきました！

もうずっと楽しみにしてて、まだ日本公開が決まってなかった時から「早く日本で公開してくれ〜！」と思いながらも日本公開の気配が全く無かったので、痺れを切らして海外サイトのネタバレを読んだり、海外のダイジェストムービーを何回も観たりしてました。

そして！遂に日本公開日が決まり、「その日は意地でも休み取ります」という殺気立つオーラを放ちながら公開日までの日々を過ごしておりました。

ここからが映画の話です。
※ネタバレあるかもなので注意です。

もうほんと良かった。まず、ミア・ゴス扮するパールがめちゃくちゃ可愛い。特に声がめっちゃホラーっぽい。ワニのセダちゃんを呼ぶ時の声とかめっちゃ良い。
案山子の顔も超怖い。それをブンブン振り回すパール。
オープニングのタイトルが出てくる場面とか、クラシック映画みたいな演出とか、テクニカラーとか音楽とか、もう全部が良かった。

ストーリーは、なんか悲しくなりました。
母は毒親だし、父の介護もしなければならないし、夫は出征してるし。そりゃ愛にも飢えるわ！自分の世界に閉じこもるわ〜と思いました。
愛されたいと苦しむ人に一体どんな言葉をかければいいのかと、クライマックスのミッツィーを見てて結構真剣に考えちゃいました。

しかし、こういう承認欲求が暴徒化するのって現代にも通じますね。SNSだといいねの数やフォロワー数を気にしたりだとか。
会社でもそう。上司の評価を過剰に求めたり、周囲から賞賛される人物でいたいとかね。

なので、私がいつも考えている事というか、座右の銘的にしてる事を最後にお伝えします。
「褒めてくれなくていいからせめてディスんないでくれ！」
もうこれだけで充分です。これで気持ちが楽になる人がいれば幸いです。